人と会って話したことを
すべて思い出して書き起こすなんてことは出来っこない。
もちろん、できることならしたいけれど。

今日はゼミの先輩とお茶をした。
表参道の、雰囲気のいいカフェ。
通りに面した席で
流れゆく人をみながらゆるゆると考えを巡らせる。

そんな中で思いついたことを言葉にすると
不思議と話したいことも見つかってくるもので
苦手な「自分のことを話す」ことも
時間が経つにつれてできるようになってくる。

今日はずいぶんいろんな「不安」を口にした。
聞いてもらったことでスッキリしたし
すべて思い出すことはできなくても
話している最中に感じたものは
絶対に、確実にわたしの中に蓄積されていく。

言葉にするって、そういうものだ。
文字にするからすべて残せるわけじゃない、と思う。


それにしても
やっぱり何も言わずにだまっている時間が持てる人がいるというのは
本当にいいものだなぁと思う。