こんばんは、けんちちです

ノーガキは省いて今回はサクサクいきますョ


前回は洗ったトコまで紹介しましたが、一応完成まで一気に行きます。

まずは、レカロチェアにするために色々と調べてみたのだが

あるショップではレカロシートに付ける脚部だけで3~5万はいく

けっこう値が張るのね

ふ~ぅ、やっぱり作るしかないナ

よし、パーツ探しから始動しよう

チェアを作る上で前回も書いたが

高さを変えられる、肘掛けを付ける、ロッキングするコトができる

この3つをクリアするタメ、以下のパーツを厳選した

高さを変えるためシートの軸にコイツを使う
 
これは、大型車用の20tジャッキである

最初、コレまるごと使おうかと思ったが、スマートじゃない

なので
 
ピストン部だけを使う (抜くのに結構悩んだ)

頭がネジ式になってる為、回せば高さを調整できるのだ

そして、ロッキングには欠かせないパーツがコレ
 
コレはプリロードで車高を調整するショックアブソーバーである

元はコイツについてたモノ
 
 チャリのショックアブソーバーを拝借した

サドル下のパイプが荒っぽくグレーに塗装してあるが

ココに付いてたモノなのね、このチャリはウチの若いヤツが

『皆さんの買い物の足に使ってください』と寄贈してくれたモノだ
だが、しかしオレ(80㎏)クラスが乗るとショックが底突きして、ペダルが漕げない事態になる、その為にはオレ達80オーバーのデブでも乗れるマシンにMODしなくてはならないのだ

最初はスプリングのプリロードを目一杯上げたが 改善しない為に

『よぉし、オレが責任を持ってMODしてやんよ』

まあ、MODっていうか誰が乗っても沈まない改造といえばリジットにするしかないので、テキトーにその辺に有ったパイプを溶接してやった

ただ、ココでもオレなりのスパイスを効かせる、大したコトではないがノーマルよりケツを上げてやったのだ、おかげでコーナーリング中でもペダルを漕ぐことができる、すなわち、コーナリングスピードを上げることが可能になったのだ (苦笑) ※くだらんコトに脱線してしまうオレを許して欲しい

 ま、コレで主要のパーツは揃ったので製作に掛かる

シートの台座を作る
 
 ロッキングさせる為、純正シートレールよりも頑丈に作るが

後にこの頑丈さが致命的な失敗に繋がるとは思いもしなかった・・・



台座が出来たらチェアの脚部の製作に掛かる
 
サクサクと溶接が進む

可動部以外はボルトやリベットなどは使わないすべて溶接でキメる

断っておくが、これらの製作には  

設計図というモノは一切存在しない

強いて上げれば、アタマの中にあるCADで描かれている製図(笑)

ほぼフィーリングで勝負する

いきあたりばったり

ま、なんとかなるさ

オレの大好きな語群である

まるで、テキトーに動き回る

  安いロボット掃除機!? みたいな感じである
 ※色々とロボット掃除機があるが、本家ルンバは汚れてるトコはキチンと認識してキッチリと掃除するらしい


 そして脚部が完成
 
塗装前、しぼりハンドルみたいなのは、こだわりの肘掛けである

ブラックに色を塗る、この塗料はウレタン塗料であるが禁断のハケ塗り
 
3点セットが完成、コレを家の持ち帰りシートと合体させる

おっと、その前に肘掛けを作らなきゃ

近所のホームセンターでメッシュの黒いTシャツを購入


今まで使ってた茶色い肘掛けの布を交換する


このシートの生地と似た生地を探すの結構大変だった
 
 店にシートを担いで行く訳にもいかないし、これもフィーリングである

そして張替え
 
  左が今回新調した肘掛けである

全てのパーツを組み立てて完成である、まずは正面
 

サイド
 
前のめりになってるけどオレが座るとイイ感じに沈むのでOK


そして最大の見せ場であるバックビュー
 

苦心の場所をアップで
 

サスペンションの取り付け角度にもこだわった
バイクなんかじゃ結構メジャーなカスタムのレイダウンでキメる

・・・なんてね、実は
直立にするとカタ過ぎてロッキングしないし、スペースも無い為止む無く

サスを目立たせるのにあえて色塗らないで取り付けた
ブラケットが溶接で焼けたので赤く塗装して実にレーシーな趣である
 
そして、当然の如くマウスパッドも装着
 
VIPなスタイルには欠かせないパーツだ、当然右下がりにスラントさせて人間工学的にも最適の角度にセッティング済みだ
 
そして最後のギミックであるシートの上下は
 
これが一番下げたトコ

シートをくるくる回して
 
約5センチほど上がる、ま、ココまで上げると高すぎるのね

ってゆうか、一番低くしてもチョット高いのョ

・・・で、一応完成はしたがイマイチの仕上がりなのね・・

でもこうゆうのって、一発ではなかなかキマらないものだナ

アタマの中だけで作ると、こうゆうメにあうことは十分承知していた

しかし、今回はMOD(修正)ではなく、全くのBUILD (造る)である

シロートがココまで作った根性に免じて勘弁してくださいませ



次回は完結編、気に入らないトコをMODしていくお話になります



※長々と最後まで読んで頂いた方、大変お疲れ様でした