前回記事①からの続き
チラシを配りながらはぴた探し
最初に配ったのは夕方頃、
暗くてポストがどこにあるのかもわからなかったり、
「はぴ」と言って車下をのぞいてみたり
多分、不審者にも思われたりしたかもしれない。
300枚は、あっという間になくなったが
何の情報もなく
範囲を広げてみることにした。
新たに400~500枚はコピーしたと思う
今度は昼間に、ポスティング&はぴ探しに聞き込み。
店舗には一軒一軒
お邪魔してチラシを渡し猫の事を聞く。
「はぁ猫?知らん知らん」と、接客業で、あからさまに迷惑そうに答えられた時には
すごく切なかった。
私は家族を探しているのにと…。
自分の子供突然がいなくなったら探すでしょう
両親が突然いなくなったら探すでしょう
大好きな
大切な人、もの、
突然、目の前から姿を消したら探すでしょう悲しくて心配で
切なくて、あいたくて…
それと一緒
私は大好きな、はぴたを探している。
チラシ一軒一軒配ってる時も家から行き成り出てきて「入れんな」って言われたり、
主婦の方に聞き込みしてチラシお渡ししようとすると「あ~はいはい」と素っ気なく胸が締め付けられ今にも泣き出しそうになる自分をぐっとこらえながら配った。
そんな中、親身になってお話を聞いて下さる方も沢山いた事が嬉しかった。
「しょっちゅう出歩くから注意して見ておくわね」とか
「どんな子?詳しい特徴は?」
「見掛けたら"はぴ"って呼んであげたらいいですかね」とか…
わんちゃんを散歩中の方も、しっかりチラシに目を通して下さり
有り難かった。
だけど目撃情報は一切なく。
今度はポスターの範囲を広げてみた所、
翌日、公園に貼ってあるポスターを見たという方から連絡がはいった。
猫を見掛けたのは3日程前で
車の下にいたが、
その後見ていないらしかった。
家から少し距離はあるものの。
オスで未去勢ならば
行く可能性もと思い、
その付近も探しまわるが土地勘もないのと夜中だった事もあり、
自身も迷子になりかけたが、なんとか知っている道に出ることが出来た。
その間、寒かったせいか、はぴどころか他の猫の姿すらも見る事はなかった。