先週末、石巻にボランティアで行ってきました。
インターを降りて駅方面に向かうとだんだん景色が崩れていきます。
石ノ森萬画館は無事だったようですが川の中にある中瀬は…
内海橋を渡ったら一気に景色が変わりました。
すごい光景でした。
山のような瓦礫、崩れた家、どうやってそんなところにあるのか不思議なトラック
それでもそこは石巻のひどいところの入口。海に近付くにつれもっとひどくなっていくそうです。
私がしたのは泥出しと、泥出しが終わった家の掃除などです。
見たところ、大きい道路の瓦礫撤去はけっこう終わっているようで
家は崩れたり流されてなくなったりした家もあり、でも一階部分はめちゃくちゃだけど形としてはなんとか残っている家がけっこうあるような地域です。
住宅街で、一軒一軒の泥出しがあるということで
きりがないです。
5人のチームでがんばって1日2軒。人手が足りないと思いました。
私がお邪魔したお家はどちらも一階の天井ギリギリまで津波がきたあとがありました。
もう怖くてこんなところに住めない、
(私の住んでいる地域)に行こうかしら(笑)
というお母さん。
近所の人に車に乗せてもらって助かったそう。
お父さんも腰を痛められたとか。他の町からずっと津波に流されてきた私たちくらいの女の子を助けた話を聞きました。
向かいの家は流されておばあさんはだめだったことも。
津波に飲まれたけど二階までは来なかったからなんとか助かったこと。
車の渋滞で間に合わなくて亡くなった方が多かったこと。
津波に流されクラクションがいたるところでなっていたとか…
「助けてー!」
とあちこちで聞こえたのに、どうにもできる状況じゃなかったこと。
消防なのに、と涙ぐむお父さん。
津波からは助かったのに、薬も流され避難所生活で体調を崩し、亡くなってしまったおじいさん。
それぞれの家族が体験したお話を聞かせてもらいました。
明るくしていたけど、やっぱりみんな涙ぐんで
「もうでないと思ったのに、優しくされると涙出るのよ」
って
話聞いてもらえてうれしい
とか
ボランティアの人たちくると元気でる
とか言ってもらえただけでもよかったです。全然まだまだ片付けも足りてないけど…
電気もガスも水もまだ何もないそうで、雨水をためていました。お母さんはあったかいものずっと食べていないと言っていました。
1ヶ月以上たってまだそんな生活をしている人たちがいるのになんで私は今頃になって
微力ながらせめてもっと早く来ていたら、と思いました。
ボランティアをしてみて必要だと思ったのは、角シャベルなどの基本装備の他にデッキブラシがかなり使えました。
仕事内容にもよるんだろうけど私はあって便利と思いました。
泥をあらかた出したあとに土をデッキブラシで掻き出したら(水は使わない)だいぶキレイになった!
あと普通のメガネとマスクしてたんだけど
ゴーグルと防塵マスクをおすすめします。
目にゴミが入るし土埃みたいなのがすごい
作業用ゴーグルも防塵マスクもダイソーで売ってました。
何を求められてるのか行くまでわからなかったけど、雑巾も用意して行けばよかったなと思いました。
最初のお宅では他のボランティアさんが泥出ししてくれたあとの掃除だったんだけど(一回の掃除ではまだまだ使えない)、
誰も持ってきてなくて、そのお家で雑巾用意してくれて申し訳なかったです。。
そんな感じでした。
外での瓦礫撤去とかなら必要なものまた違うんだろうけど、GW行く方多いと思うので参考までに書いておきます。
どうぞ写真撮ってってみんなに見せて
こんななんだよって持って帰って話してください
って言われたけど、なんだか申し訳なくてその場では写真撮れなかった…
帰りにバスから

帰り道なので私の作業してたのは後方になりますが
この橋を境に様子がガラッと変わったのです。
前方には道路に船が乗り上げていたり商店街も車が突っ込んでいたりひどいのですが

後方に比べて比較的建物の原型は留めている気がします。
まだ中はめちゃくちゃなんですけどね…
5月いっぱいまで毎週行くことになりました。
簡潔に書くつもりが長くなった…
インターを降りて駅方面に向かうとだんだん景色が崩れていきます。
石ノ森萬画館は無事だったようですが川の中にある中瀬は…
内海橋を渡ったら一気に景色が変わりました。
すごい光景でした。
山のような瓦礫、崩れた家、どうやってそんなところにあるのか不思議なトラック
それでもそこは石巻のひどいところの入口。海に近付くにつれもっとひどくなっていくそうです。
私がしたのは泥出しと、泥出しが終わった家の掃除などです。
見たところ、大きい道路の瓦礫撤去はけっこう終わっているようで
家は崩れたり流されてなくなったりした家もあり、でも一階部分はめちゃくちゃだけど形としてはなんとか残っている家がけっこうあるような地域です。
住宅街で、一軒一軒の泥出しがあるということで
きりがないです。
5人のチームでがんばって1日2軒。人手が足りないと思いました。
私がお邪魔したお家はどちらも一階の天井ギリギリまで津波がきたあとがありました。
もう怖くてこんなところに住めない、


というお母さん。
近所の人に車に乗せてもらって助かったそう。
お父さんも腰を痛められたとか。他の町からずっと津波に流されてきた私たちくらいの女の子を助けた話を聞きました。
向かいの家は流されておばあさんはだめだったことも。
津波に飲まれたけど二階までは来なかったからなんとか助かったこと。
車の渋滞で間に合わなくて亡くなった方が多かったこと。
津波に流されクラクションがいたるところでなっていたとか…
「助けてー!」
とあちこちで聞こえたのに、どうにもできる状況じゃなかったこと。
消防なのに、と涙ぐむお父さん。
津波からは助かったのに、薬も流され避難所生活で体調を崩し、亡くなってしまったおじいさん。
それぞれの家族が体験したお話を聞かせてもらいました。
明るくしていたけど、やっぱりみんな涙ぐんで
「もうでないと思ったのに、優しくされると涙出るのよ」
って
話聞いてもらえてうれしい
とか
ボランティアの人たちくると元気でる
とか言ってもらえただけでもよかったです。全然まだまだ片付けも足りてないけど…
電気もガスも水もまだ何もないそうで、雨水をためていました。お母さんはあったかいものずっと食べていないと言っていました。
1ヶ月以上たってまだそんな生活をしている人たちがいるのになんで私は今頃になって
微力ながらせめてもっと早く来ていたら、と思いました。
ボランティアをしてみて必要だと思ったのは、角シャベルなどの基本装備の他にデッキブラシがかなり使えました。
仕事内容にもよるんだろうけど私はあって便利と思いました。
泥をあらかた出したあとに土をデッキブラシで掻き出したら(水は使わない)だいぶキレイになった!
あと普通のメガネとマスクしてたんだけど
ゴーグルと防塵マスクをおすすめします。
目にゴミが入るし土埃みたいなのがすごい
作業用ゴーグルも防塵マスクもダイソーで売ってました。
何を求められてるのか行くまでわからなかったけど、雑巾も用意して行けばよかったなと思いました。
最初のお宅では他のボランティアさんが泥出ししてくれたあとの掃除だったんだけど(一回の掃除ではまだまだ使えない)、
誰も持ってきてなくて、そのお家で雑巾用意してくれて申し訳なかったです。。
そんな感じでした。
外での瓦礫撤去とかなら必要なものまた違うんだろうけど、GW行く方多いと思うので参考までに書いておきます。
どうぞ写真撮ってってみんなに見せて
こんななんだよって持って帰って話してください
って言われたけど、なんだか申し訳なくてその場では写真撮れなかった…
帰りにバスから

帰り道なので私の作業してたのは後方になりますが
この橋を境に様子がガラッと変わったのです。
前方には道路に船が乗り上げていたり商店街も車が突っ込んでいたりひどいのですが

後方に比べて比較的建物の原型は留めている気がします。
まだ中はめちゃくちゃなんですけどね…
5月いっぱいまで毎週行くことになりました。
簡潔に書くつもりが長くなった…