ファンタジー世界の住人以外立ち入り禁止です
























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事の起こりは折角都内で仕事だからと帰りに皇国にフラリと寄った事だ

また1ヶ月以上振り

アリアが出迎えて「森に行く様なカッコだね!」と開口一番言われる

まあ、たしかにどこから見ても見なくとも傭兵にしか見えない姿だ

「森ってストーリーの事か?」

私の問いにアリアはキョトンとする

鳩が豆鉄砲食らった様な顔(豆鉄砲で撃ちたい…)

「かんなさん最近来てる?」

アリアはやっと問いの意味を理解した様にフフンと鼻で笑う

「その森じゃない…かんなちゃん前程来ないよ…」

「月イチくらい?」

「ううん、もうちょっとは来てるけどミィナ居なくなっちゃったから…」

「ああ…かんなさんも姫を…いや天使を失ったからかな」

「姫!姫!ここにいるからっ!…またこの繰り返し?」

「いや、確かに君は姫だが、リューネブルク村は通り道じゃないから…」

なにをー!?とか言ってるアリアは置いといて、かんなお嬢様!

アリアから話を伺いました

貴女様は某森にはもういらっしゃらないそうですね

私が幾度も訪れないか心配なさっていたそうで、ありがとう御座います

あの森にはもう行きませんので御安心を…出来ますれば皇国でまた邂逅出来ます事を願っております



他にもアリアから色々聞いたが、月裏の話になった

月裏は姫候補だったが、ある事で私を怒らせてから会いに行く事は何年もなかった

皇国に再入学してからも意図的に会いに行った事はない

アリアは「アナタ色々揉め過ぎなの…姫候補はアタイでしょ!」とか言われたが(笑)私は自分が悪い時に怒った事はないし、もし自分に非があれば嫌な相手でもちゃんと謝罪する

「もう時効でしょ!会ってあげてよ」とアリアは言う

月裏は私の事を気に掛けていたらしい

また最近、色々と落ち込んだりしてるそうだ

アリアはジバニャンみたいな姿だが(笑・読んでたら殺されるな)事、仕事仲間と後輩に関しては思い遣りが深い…いつも感心してしまう

アリアに言われたからではないし、私如きが会いに行って元気になるとも思えないが、明日意図的に会いに行く事にした

情報提供料よこせー!食い物ー!と飢えた五月蠅いアリアをほっといてその日は皇国を後にした



つづく