ハワイ短期留学が具体化すると同時に僕はある決意をしました。
ハワイ留学を機に、働いていた整体院を辞める事にしたのです。
整体学校卒業後、まだ現場レベルのスキルを身につけていなかった僕を育て、お客様からお金を頂く事のできる一人前のセラピストに成長させてくれたこの整体院の先輩方への感謝の気持ち、恩返ししていきたい気持ちも強くありましたから、決意をするまでかなり悩みつづけました。
しかし、自分としてはやはり、この整体院が行っている手技に対する不信感、その手技で施術を施しているお客さんに対する罪悪感が非常に強くあり、苦渋の選択ではありましたが、最終的にこのような決意に至ったわけです。
そして、この後に詳しく書いていく予定ですが、日本に帰国後のある計画も立てていました。
スーツケースに荷物を詰め、期待と不安の入り混じった何ともいえない気持ちで出発の日を待っていたあの時の心境は今でも忘れられません。
つづく
→僕がセラピストになるまで 15