本日無事にタワー編、ツリー編共に全ての稽古を終えました
あとは本番を迎えるのみ、、、ですが
自分はこの瞬間からが燃える！というかワクワクしてくるポイントなんです
勿論やることはやったわけなので、それをそのまま舞台で再現することが大事だったりするのですが、、、
実はまだまだ変化する予知が大いにあるんです
劇場で舞台セットを目の当たりにしたとき、劇場の空気を感じたとき、そして何より生で観客のみなさんと時間を共有したとき
大きく跳ねると思います
それは稽古場と同じことをやっていても、うまく説明できないですが、何かが変わるんです
稽古では制約という枠組みは作り上げました、その中で自由に柔軟に呼吸を楽しみたいなと思っています
そうですね、本当に舞台上で呼吸を楽しみたいです
河合龍之介
あと、ここからは余談ですが、、
僕は常々、想い通りにいかないことへの憧れというものがありまして
それが人と人とが力を合わせてモノを作っていく醍醐味だと思っています
それは舞台でも映画でもそうだし、他のそれこそプライベートな部分で人と付き合うってこととかでも全部一緒だと思ってます
異なる人間がこうして縁あって集まって一つの作品を作るときには当然価値観の対立が起こるわけです
このときあっけなく個人的な価値観が打ち砕かれるていくわけです
色々人生経験してきたことや準備あれだけしてきたのになぁーっていったことも通用しない瞬間がたくさんあるんですね
それこそ芝居やっているとその人の生き方が振る舞いで見えてきてしまうから怖い、、、
それでも自分が芝居を続けているのは毎回そんな新しい価値観に出会いたいからだと思っています
今回もそんな新鮮な価値観が沢山ぶつかり合ってそれが作品に反映されてきていると思っています
今日実は、初演の演出であり原作者の落合さんとお話しさせていただく機会がありまして、、、改めてそんなこと感じたんです
「あなたと住むなら」、本当に人が好きになる素敵な作品です