東京元年 vol.8 -ノルマ-
BABEです。
7月2日リリースの「東京元年」に向けて始まった東京元年コラム。しかし気付けばリリースまで2週間をきっているではないか。。。
これではリリースまでに話が簡潔せぬ。まだTSUNE氏すら出てきてないのに、、、
なので追い込まれてからの急ピッチ更新です。
でもしっかり書きます。
それ故、今回はかなりの長文ですが、気長に見るという覚悟を決めて見て下さい。
ソレヅェワ、ハズマリ。ハズマ~ニ~。
東京元年 vol.8 -ノルマ-
前回までのあらすじは、すったもんだしていて、なんだかんだSun-Highと出会い、ななんだかんだ0SOUL7としての形ができ、なななんだかんだで突然BABEがニートになったところで終了。
今回からは、よりリアルにお金とか社会の仕組みのお話になってきます。。。
ニートになってから、すぐに?バイトを探して、派遣アルバイトを始めました。コンサート会場とか、お祭り会場の設営とか。そこでは、同じようにミュージシャンだったり俳優を目指す仲間がたくさんいました。
でも、みんなそうなんですけど、アルバイトって大変です。時給は安く、身分は低く、家賃は高く、、、奴隷か!って思う。
実際に今でも、まわりの音楽仲間にも、そういう人はたくさんいるのですが、音楽や俳優を目指してる人って、時間の融通がきかないので、出来る仕事は限られてくるし、、、よくテレビでお笑い芸人さんとかの下積み時代の話とかしてるけど、そんな人達が本当にたくさんいます。
でも低賃金で扱き使われ、音楽や俳優の世界でも芽が出ず、、、そんな中で働くという事は、大きな糧です。
そこで感じた出会いは、下で働くという気持ちがわかったり、偉そうな社員が全然仕事ができなかったり、金の多い少ないで計る人もいたり、媚びる奴とか上手くやろうとする奴とかいたり、、、優しさの種類とか、上に立てる人間の人格を学んだり、、、どこの社会にもその仕組みは感じるんだけど、、、
でもその大変な環境だからこそ他人の人間性を見抜こうとして、自分を見るという感覚が付く気がします。
「苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったものです。
ってちょっと大人ぶった意見ですが。。。
「東京元年」の"出会いは道標"の中には、バイト先や仕事先で出会うフ○ックな上司や口だけのボンボンも、自分を見つめ直すいい材料。他人の振り見て我が振り直す。の意味も込めてます。
ちょっと汚い言い方でしたけど、、、
話がfar awayしましたが。
その中でバイトを始めたのはいいものの、0 SOUL 7としての活動はうまくいかず、ライブも決まらず、Sun-highと曲を作り続ける日々。。。
、、、がしかし!
そこで0 SOUL 7の運命を変えるきっかけをくれた一人のDJと出会う。
DJ 81(ヤイチ)
Sun-highの地元の後輩で、東京に出てきてクラブでDJをしていた僕と同い年のヤイチ。
先輩であるSun-highを慕っていて、Sun-highさんが言うのなら、、とCLUBイベントのオーガナイザー(主催する人)を紹介してくれました。
これもSun-highの人間性です。(褒め言葉です)
そこで紹介してもらったDJ戦(本名はりょう)がオーガナイズする「CRUISIN」というCLUBイベントに月一で出させてもらえるようになりました。
※実はこのイベントに最初に出た時は3MCとしてラッパーがもう一人いましたが、突然消息を断ち、変なウワサが流れ、、、0 SOUL 7の中でその会話はタブーになっています。
そして、晴れてここから正式にSun-highとBABE.RYOTAの2MCとしての0 SOUL 7になったわけですが、そこから、一気に出会いの輪が広がっていきます。
その「CRUISIN」というイベントで知り合ったラッパーのモノという奴がいて、そいつにはたくさんのイベントを紹介してもらい、そのつながりが今に通じる出会いをくれました。
なので、今でもこの頃に出会った人には本当に感謝しています。
そして、そのモノというラッパーに紹介してもらったのが、渋谷のCLUBといえば必ず名前のあがる[VUENOS]という登竜門的なハコ。
そこで開催されていた「AMAZIN!!」というイベントを紹介してもらい、そこで0 SOUL 7の音楽は少しずつ成長していくのであります。
今でもSWAY LIFEしているシュビドゥバやレジスターと出会ったのもこの頃。
そう、2nd mini albam ”ZERO SOUL SEVEN 2"に収録されている「CALL SOUL SONG」という曲のリリックの中に
"~Ride on「Big game」 「CRUISIN」に乗れりゃ「 AMAZIN!!」~"
という部分があるんですが、これはCLUBに出始めた頃にお世話になっていたイベントの名前です。
そんな感じで、出会いが出会いを呼び、順調にCLUB進出していっている様に見えた0 SOUL 7ですが、、、
生活面では火の車。
ここからちょっとリアルすぎるマネートークですが、どうしても書きたいので書きます。
イベントで休みをとり、給料が少なくなった上に、、、
イベントにはノルマというものがあります。
つまりはイベントをするにはハコ代がかかります。
たくさん人が入れば儲けが出るのですが、そう簡単に人は集まりません。
そこで出演者にはノルマというお金がかかります。
『みんなでワイワイやって楽しいイベントにしましょう。じゃあそのイベントに出る代わりに、みんなで人をたくさん呼びましょう。最低でもいくらのチケットを何枚売って下さい。』
というノルマ。
例えば2000円の入場料で10人呼んで下さい。となれば2万円。
ちゃんと10人以上呼べれば払う事はないんですが、呼べなかった場合は足りない分を自腹。
イベントによってノルマのないところもあれば、システムやノルマ代も違ってくるのですが、相場は一万円前後。
月に5、6本~多い時で10本以上のライブをしていた0 SOUL 7にとって、そんな人も呼べるはずもなく毎回自腹。
ノルマ代を稼ぐ為にバイトに行くようなものです。
いつもSun-highと顔を会わす度に「金がねぇ」と愚痴り合っていました。
しかし、、、、これはみんな同じ条件。
0 SOUL 7は2等分出来たのですが、一人で活動するSingerさんやDJさんにとっては鬼のノルマです。
今でもまわりにはノルマを払ってイベントに出演している仲間がいます。。。
それを思うと、ちゃんとノルマを払っているのに早い時間だとか、ゲストだのなんだのでいい時間やらギャラをもらっといて手抜きなライブをしている奴が許せない。
イベントはお金や集客も必要かもしれないけど、音楽はお金やネームバリューではかるものじゃない。そこを勘違いしてるアーティストが一番嫌いです。
0 SOUL 7もまだまだ無名。ライブに絶対の自信もないので言える事ではないんですが、、、お客さんが3、4人の時でダルいと思っても、いっそ楽しもうと酒は飲んでも、ライブに手抜きをしようとした事は一度もない。
当時、ライブをしてた頃、ゲストで呼ばれた無名アーティストが、これがメイクマネー的な事を言って手抜きなライブをしていた。
オレは言いたかった。ノルマを払ってからそれを言え。
ノルマを払って一生懸命ライブしている奴に失礼だ。
なんか、僕がお金にガメツい奴だと思われるのもアレなんで、一応弁解しておきますが。。。
保証も何もない将来が不安な時期に、みんながどんな想いでノルマ代を稼いでると、、、
でもそれがあるから、頑張れたり、成長出来たり、上を目指せるんですが。。。
それを言いたかった。
ちょっとダークサイトな内容になってしまった東京元年コラム。
現実はやっぱり黒いところも多いです。
しかし、これも一つの出会い。
そんな感じで次回は、そろそろ出てきてもよかろう、、、
人。
のつもり。
たまに悪い事も書きますが、温かい目で見守ってください。。。
※オーガナイザーさんは悪い人達ではありません。すべてのイベントにノルマやお金の匂いがする訳ではありません。。。だからといってフィクションではありません。でも誰が悪い訳ではありません。
vol.9で。
7月2日リリースの「東京元年」に向けて始まった東京元年コラム。しかし気付けばリリースまで2週間をきっているではないか。。。
これではリリースまでに話が簡潔せぬ。まだTSUNE氏すら出てきてないのに、、、
なので追い込まれてからの急ピッチ更新です。
でもしっかり書きます。
それ故、今回はかなりの長文ですが、気長に見るという覚悟を決めて見て下さい。
ソレヅェワ、ハズマリ。ハズマ~ニ~。
東京元年 vol.8 -ノルマ-
前回までのあらすじは、すったもんだしていて、なんだかんだSun-Highと出会い、ななんだかんだ0SOUL7としての形ができ、なななんだかんだで突然BABEがニートになったところで終了。
今回からは、よりリアルにお金とか社会の仕組みのお話になってきます。。。
ニートになってから、すぐに?バイトを探して、派遣アルバイトを始めました。コンサート会場とか、お祭り会場の設営とか。そこでは、同じようにミュージシャンだったり俳優を目指す仲間がたくさんいました。
でも、みんなそうなんですけど、アルバイトって大変です。時給は安く、身分は低く、家賃は高く、、、奴隷か!って思う。
実際に今でも、まわりの音楽仲間にも、そういう人はたくさんいるのですが、音楽や俳優を目指してる人って、時間の融通がきかないので、出来る仕事は限られてくるし、、、よくテレビでお笑い芸人さんとかの下積み時代の話とかしてるけど、そんな人達が本当にたくさんいます。
でも低賃金で扱き使われ、音楽や俳優の世界でも芽が出ず、、、そんな中で働くという事は、大きな糧です。
そこで感じた出会いは、下で働くという気持ちがわかったり、偉そうな社員が全然仕事ができなかったり、金の多い少ないで計る人もいたり、媚びる奴とか上手くやろうとする奴とかいたり、、、優しさの種類とか、上に立てる人間の人格を学んだり、、、どこの社会にもその仕組みは感じるんだけど、、、
でもその大変な環境だからこそ他人の人間性を見抜こうとして、自分を見るという感覚が付く気がします。
「苦労は買ってでもしろ」とはよく言ったものです。
ってちょっと大人ぶった意見ですが。。。
「東京元年」の"出会いは道標"の中には、バイト先や仕事先で出会うフ○ックな上司や口だけのボンボンも、自分を見つめ直すいい材料。他人の振り見て我が振り直す。の意味も込めてます。
ちょっと汚い言い方でしたけど、、、
話がfar awayしましたが。
その中でバイトを始めたのはいいものの、0 SOUL 7としての活動はうまくいかず、ライブも決まらず、Sun-highと曲を作り続ける日々。。。
、、、がしかし!
そこで0 SOUL 7の運命を変えるきっかけをくれた一人のDJと出会う。
DJ 81(ヤイチ)
Sun-highの地元の後輩で、東京に出てきてクラブでDJをしていた僕と同い年のヤイチ。
先輩であるSun-highを慕っていて、Sun-highさんが言うのなら、、とCLUBイベントのオーガナイザー(主催する人)を紹介してくれました。
これもSun-highの人間性です。(褒め言葉です)
そこで紹介してもらったDJ戦(本名はりょう)がオーガナイズする「CRUISIN」というCLUBイベントに月一で出させてもらえるようになりました。
※実はこのイベントに最初に出た時は3MCとしてラッパーがもう一人いましたが、突然消息を断ち、変なウワサが流れ、、、0 SOUL 7の中でその会話はタブーになっています。
そして、晴れてここから正式にSun-highとBABE.RYOTAの2MCとしての0 SOUL 7になったわけですが、そこから、一気に出会いの輪が広がっていきます。
その「CRUISIN」というイベントで知り合ったラッパーのモノという奴がいて、そいつにはたくさんのイベントを紹介してもらい、そのつながりが今に通じる出会いをくれました。
なので、今でもこの頃に出会った人には本当に感謝しています。
そして、そのモノというラッパーに紹介してもらったのが、渋谷のCLUBといえば必ず名前のあがる[VUENOS]という登竜門的なハコ。
そこで開催されていた「AMAZIN!!」というイベントを紹介してもらい、そこで0 SOUL 7の音楽は少しずつ成長していくのであります。
今でもSWAY LIFEしているシュビドゥバやレジスターと出会ったのもこの頃。
そう、2nd mini albam ”ZERO SOUL SEVEN 2"に収録されている「CALL SOUL SONG」という曲のリリックの中に
"~Ride on「Big game」 「CRUISIN」に乗れりゃ「 AMAZIN!!」~"
という部分があるんですが、これはCLUBに出始めた頃にお世話になっていたイベントの名前です。
そんな感じで、出会いが出会いを呼び、順調にCLUB進出していっている様に見えた0 SOUL 7ですが、、、
生活面では火の車。
ここからちょっとリアルすぎるマネートークですが、どうしても書きたいので書きます。
イベントで休みをとり、給料が少なくなった上に、、、
イベントにはノルマというものがあります。
つまりはイベントをするにはハコ代がかかります。
たくさん人が入れば儲けが出るのですが、そう簡単に人は集まりません。
そこで出演者にはノルマというお金がかかります。
『みんなでワイワイやって楽しいイベントにしましょう。じゃあそのイベントに出る代わりに、みんなで人をたくさん呼びましょう。最低でもいくらのチケットを何枚売って下さい。』
というノルマ。
例えば2000円の入場料で10人呼んで下さい。となれば2万円。
ちゃんと10人以上呼べれば払う事はないんですが、呼べなかった場合は足りない分を自腹。
イベントによってノルマのないところもあれば、システムやノルマ代も違ってくるのですが、相場は一万円前後。
月に5、6本~多い時で10本以上のライブをしていた0 SOUL 7にとって、そんな人も呼べるはずもなく毎回自腹。
ノルマ代を稼ぐ為にバイトに行くようなものです。
いつもSun-highと顔を会わす度に「金がねぇ」と愚痴り合っていました。
しかし、、、、これはみんな同じ条件。
0 SOUL 7は2等分出来たのですが、一人で活動するSingerさんやDJさんにとっては鬼のノルマです。
今でもまわりにはノルマを払ってイベントに出演している仲間がいます。。。
それを思うと、ちゃんとノルマを払っているのに早い時間だとか、ゲストだのなんだのでいい時間やらギャラをもらっといて手抜きなライブをしている奴が許せない。
イベントはお金や集客も必要かもしれないけど、音楽はお金やネームバリューではかるものじゃない。そこを勘違いしてるアーティストが一番嫌いです。
0 SOUL 7もまだまだ無名。ライブに絶対の自信もないので言える事ではないんですが、、、お客さんが3、4人の時でダルいと思っても、いっそ楽しもうと酒は飲んでも、ライブに手抜きをしようとした事は一度もない。
当時、ライブをしてた頃、ゲストで呼ばれた無名アーティストが、これがメイクマネー的な事を言って手抜きなライブをしていた。
オレは言いたかった。ノルマを払ってからそれを言え。
ノルマを払って一生懸命ライブしている奴に失礼だ。
なんか、僕がお金にガメツい奴だと思われるのもアレなんで、一応弁解しておきますが。。。
保証も何もない将来が不安な時期に、みんながどんな想いでノルマ代を稼いでると、、、
でもそれがあるから、頑張れたり、成長出来たり、上を目指せるんですが。。。
それを言いたかった。
ちょっとダークサイトな内容になってしまった東京元年コラム。
現実はやっぱり黒いところも多いです。
しかし、これも一つの出会い。
そんな感じで次回は、そろそろ出てきてもよかろう、、、
人。
のつもり。
たまに悪い事も書きますが、温かい目で見守ってください。。。
※オーガナイザーさんは悪い人達ではありません。すべてのイベントにノルマやお金の匂いがする訳ではありません。。。だからといってフィクションではありません。でも誰が悪い訳ではありません。
vol.9で。