
陣痛に合わせて
何度も何度もいきむ

それと同時に先生の手が入り
痛み倍増

でも必死だったからか
ホルモンの影響か
陣痛を耐えてるよりはラクに感じた

何度かいきんだら出てくるものだと
思っていたけど
全然出てこない

どうやら
私の産道が狭く引っかかってる様子
赤ちゃんが苦しくなってるから
と呼吸を整えるように
度々言われてました
その後も全然出てこなくて
途方に暮れ始める

このままだと赤ちゃんが危ない
と帝王切開の準備が

苦痛の中
先生から説明を受けて
同意書にサインをしました
でも…ここまできて
帝王切開は避けたい

そんな執念から
陣痛の波に合わせて
いきみ続ける

このままなんとか行けるかもよ

と先生に言われ
いいよ〜上手

ここでもう少し耐えて

と励まされながらいきむ

先生が鉗子を入れて
いきみと同時に引っ張り
チョキン チョキン チョキン…

と何箇所(感覚的には5箇所位)も
会陰?を切ってるのがわかって
え、そんなに切るの?
と驚いたけど
痛みはなくていきむのに必死

そんな中
頭出てきたよ、見て

下を見ると黒と白の
ブヨっとした丸いものが

意識朦朧としながら驚いた

周りに
ハァハァハァハァ
と言われて呼吸を変える
この呼吸、YouTubeで見たことある

もう少しだ

気付いたら赤ちゃんが出ていて
先生が身体を持ってフルフル振ってる
15:30
産まれた…

やっと終わった…

コロナの影響で
カンガルーケアはできず
ベビはすぐに別の部屋に連れて行かれたけど
可愛い泣き声が聞こえてきました

その後
おしもの中も外も結構縫われ
熱が38.7度まで上がり
翌朝まで体がしんどかったけど
無事お産は終わりました

YouTubeで見ていたり
イメージしていたお産とは違って
戸惑いは多かったけど
すごく貴重な経験でした

そしてこうやって
愛しのベビちゃんと出会えて
とても幸せです

自分の内側から出てくる痛みは
外側から加えられる痛みと違って
耐えられる痛み
と聞いていて
まさにその通りだなと思いました

出産の痛みは
指を切断とか
腰をハンマーで殴られるとか
色んな形に例えられるけど
そうゆう外傷とは違って
生理痛や二日酔いや下痢など
自分の内側から出るような
痛みでした

産後1週間で
痛みは忘れかけているので
人間よくできてるなと思います

これで私の出産レポは終わりです。
乱文でしたが
読んでいただき
ありがとうございました
