週末に社会人軽音サークルのライブに出演した


自分たちは3番目、全部で8組出演する


リハーサルの時間に間に合うように家を出発したが早々とライブハウスに着いてしまった


バンドメンバー以外の面識がほぼないので、誰もいないドリンクを提供する前室で、駐車場から楽器と機材を運んで弾んだ呼吸を整えるために、まだ到着していないメンバーにLINEをしながら、休憩する


しばらくすると目の前をメンバーが通り過ぎたので、追いかけるように、会場入りする


ライブのリハーサル、懐かしい風景


自分たちの番がくる、緊張はない


いつの頃からか、緊張や、鼓動が高鳴ることはなくなっていた


失敗がありながらも、リハーサルが終わる


一旦、撤収して会場から離れるメンバーに着いていく


車で休憩するらしい


メンバーに会うのは今日で4回目で、私は今回のライブから参加するため、他のメンバーの素性を知らない


車の中で雑談をする


それぞれのこだわりや性格が少しずつわかってきた


ライブ会場がOPENする前に会場へ戻った


OPENすると徐々に客が入ってくる


私の知人も数人来てくれ、しばし立ち話をする


知人がいるのは心強い


他の演者たちは私たちよりずうっと年下だ


飲酒しながら演奏をする、学生のノリに嫌気がさしたのは、自分が歳をとったせいだろう


自分たちの順番が来る


予備に持参したシールドが、使用するシールドと絡んでしまって準備に手間取る


演奏が始まる、緊張はやっぱりないが、演奏は失敗しないように必死だ


リハーサルよりは失敗は少なかった


他のメンバーがリハーサルとは違う音を出していて声をかける


後で聞いてみると、ワザとだったらしい


私にとってはその音はトラブル、失敗していると感じた


後でYouTubeに演奏がアップされたら、チェックしてみよう


ライブが終わってから知人たちが声をかけてくれる


楽しんでもらえたようだ


私も失敗やトラブルはあったが、ステージを楽しめた


残りの演奏を聴きながら、やっぱり若い演者の音楽がわからないまま、壁に寄りかかりながら最後まで残った


打ち上げに参加すると、やっぱり若い子たちとは話しにくい


ベースの演者にベースの話しをしてみると、なるほど、と発見もあった


私よりも年配のメンバーが悪ノリして、ハラスメントのようなことをし始めた


ある程度の年齢になると許される印象だった


以前にも年配の同僚が職場でセクハラが黙認されていたことを思い出す


打ち上げは飲食が終わると帰ることにして、年配のメンバーと一緒に席を立った


うつ的に疲労した感じでは、自分の演奏を終えて、最後まで残らずに帰るのがベストのようだった


今日、ちゃんと出勤できることを願う