~拝啓母上様シリーズ第2弾~ 「牛乳飲もうぜ!赤ちゃんのためのチーズ講座」後編 | 黄金伝説を超える!?一ヶ月間ゼリー飲料生活 ~未来の食事で一ヶ月~

~拝啓母上様シリーズ第2弾~ 「牛乳飲もうぜ!赤ちゃんのためのチーズ講座」後編

後半です

さて、ではほほえみチーズを同じように作ってみましょう

用意するもの

ほほえみ



粉ミルクをキューブ型へ進化させた奇跡のサイエンス母乳
僕のブログでも月間MVPの活躍を見せています

レモン



先ほど使ったのと同じ
お湯+蜂蜜を足せばホットレモンにも使えるよ

1、鍋にミルキューブをいれる


2、お湯を注ぎいれ、キューブをミルクにする
あら、乳臭い香り。
香料は入ってないから乳頭乳糖の香りだなこりゃ



3、コンロの火をON!



4、こぽこぽ、泡が出てきたので火を止めます



5、緊張の一瞬…レモンをいれゆっくりかき混ぜる…



6、少しずつぶん…あ、あれ?(°д°;)





7、とりあえずボールに移したがやっぱり分離しない!!!どうしよう!!!



8、うう…なんでだ?

というわけでほほえみによるカッテージチーズは失敗
なんでなんだ?
くやしくて調べまくったら、原因が見えてきたよ

原因、それは

「カゼイン」

牛乳にたくさん入っているたんぱく質の名前です

本来、は混ざり合わない液体なんだよね
だからすごく仲が悪い二人を、「水と油」って例えるんだよな

でも、牛乳は脂肪分が含まれてるのに分離しないで混ざり合ってるよね?
それは「カゼイン」
親水基(水と手をつなぐ力)と疎水基(油と手をつなぐ力)
っていう二本の手があって

カゼイン

みたいな感じで水とも油とも手をつないでるんだよね
だから、牛乳は分離しないんだな

でもね、ここにレモンみたいな酸性の強いものを入れると
カゼインの親水基が切り落とされちゃう!(((゜д゜;)))
すると隻腕になったカゼインと水は手をつなぐことが出来ず

     カゼイン

てな感じで水だけが分離しちゃう
んで、この カゼイン の部分がチーズになるってわけだ

でもね、このカゼイン、ある問題があるんだ
赤ちゃんが飲むと
アレルギーが起こって腸などの粘膜が傷つくことがあるんだな
だからほほえみはカゼイン(たんぱく質)を少なめにして
脂肪分や糖分を増やしているっぽいんだよね

普通の牛乳 100mlあたり
たんぱく質 3.3g
脂質 3.8g
なのに
ほほえみ 100mlあたり
たんぱく質 2.3g
脂質 10.9g


どうよ、この差?
たんぱく質、脂質共に差が圧倒的でしょ?

あとは、やっぱり粉乳にする際、
いろいろ牛乳から変質しちゃってる成分があるんだろうなぁ…


ごめん赤ちゃん、
  やっぱり君にチーズは早かったみたいだ…orz




…だが、こんくらいじゃあきらめないけどね
もう一度チーズに出来そうな方法を探してみるさ
とりあえず今日のところは失敗だったってことで


結果

ほほえみでカッテージチーズは無理
母乳とレモン汁のコンボは凶悪
鍋一杯分飲み干すと余計に…ウプッ