「八日目の蝉」を読みました。
- 八日目の蝉/角田 光代
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不倫相手の男性の子供を誘拐した女の人と、誘拐された子供のお話です。
めちゃ切ないです。
誘拐は犯罪やし、悪いことなんやけど、誘拐犯の人がめっちゃ母親らしいというか…。
罪の意識を持ちながらも、子供を守りたい、一日も長くこの子と一緒にいたいという切ない気持ちがいっぱいで、誘拐犯の女性に共感してつい応援してしまう。
後半では、誘拐された子供が大きくなってます。
複雑な気持ちがいっぱい。
誘拐犯と子供が引き離される時、誘拐犯の女性が言った一言を読んで半泣きになりました。
血のつながりって何やろう?
実のお母さんよりずっとお母さんらしかった誘拐犯の女の人。
幸せって何やろう?
色々考えてしまいました。