不用品は必需品。 -2ページ目

不用品は必需品。

0123のブログですだ。某引っ越しセンターじゃないんだからねっ!な日常。

フラッと書店に足を踏み入れると、あれやこれやと気になってしまって、気づけば部屋に本が積みあがってしまう。

この本も書店で軽く読むと、少し引き込まれる感覚になった。

入ってすぐの話題のコーナーにあったので、おそらくユーチューブなどで紹介されたりもしているのだろうと思う。

いままでエッセイの類はあまり読んでいなかったので、改めて読んでみると読みやすく興味深く感じました。

分野としてもタイトルからもなんとなく感じ取れる、国籍の問題や階級、あまり日本では感覚としてとらえられない部分についてだったので新鮮な気持ちで受け止めた。

イギリスで生活する東洋系人種の認識のされ方、階級と生活水準や教育、日本人から外国人としてとらえられる感覚(外国人として日本人と接すること)について、生活していくなかでの出来事を通して感じられたこと、現状や良い点、改善点、疑問点が素直にそこに著されている。

普段日本にいて生活しているなかでは、感じることのできない感覚をわかりやすく身をもって教えてもらっているという気持ちになりました。

海外に行った方の話などはよく耳にするのですが、私はまだ実際に行ったことはないので、コロナが収束したらいろんなことを自分でも体験したり、感じたりしてみたいなと思いました。あと、音楽が好きなのでところどころに出てくるアーティストにあぁってなりました。

 

すっかり間が空いてしまいましたが生きております。もっとアウトプットの時間を作り出せるように精進してまいります!

アルバイトしていた会社に正社員として入社して一年。たしかこれを買ったのは、約一年前。

仕事のやり方も、一年の流れもあまりよくわかりきらないまま以前勤めていた職場を離れ、新しい職場へ・・・。

転勤というほど遠い場所ではないし、なんならアルバイトの時に何度かきたことがあるが、それはある意味特殊な場所であった。

ごく少人数の事務所に勤めている。まず、戸惑ったのは、営業も事務もほぼ自分だけでやらなければならないということ。

もちろんいままでの経験で、一日の仕事の流れはおおよそわかっていた。

しかし、それはそこまでであって、その後の仕事の処理や、その他のしなければならない仕事があるというところが新しく考えなければならないところであった。

日常の仕事に加えて、新しい仕事をこなしていく中で、まずぶつかったこと。それは仕事の処理の速度。

今でもまだ、どの仕事が重要か、急いでいるか、否か。また、自分がそれをどれくらいで終わらせることが出来るか。判断する能力が求められている。入社当初は読む気満々で購入した本だったが、実際に自分が経験してこなしていくということが、やはり先になるところがあったし、ゆっくり読んで、かつすぐに仕事にとりいれていくということが難しい・・というか、余裕がない状態だった。

途中まで読み放置していたのだと思う。少し落ち着いて改めて読んでいくと、これから気をつけていける部分があるなと感じた。

 

通して読んだ中で、私が気になった部分についてちょっと書いてみる。

 

まずこれはと思ったのは、思ったらすぐ行動するというところ。早急に仕事を片付けていくためには悩んでいる時間など無いなと。少し前まで、どう対処していくべきか頻繁に悩むことがあり 「調べる→わからない→聞く」の工程に異様に時間をとられていた。

それはどこまで調べたら聞くか、今上司に聞いて良いタイミングか、他にすべきことを優先させるべきか。という相談するまでのまるで言い訳のようなものが(聞きたくないのか?)ドスンと居座っていたからだ。

最近は「もうこれ以上1人で考えても無理ぃ」という諦めが早まったのか、タイミングがとれるようになったのか、上司と仲良くなったのか、わりとすぐに聞けるようになってきたのでよかった。どう聞くかというのがわかってきたというのもあるかもしれない。

 

次に仕事の細分化。仕事の成功・達成は、一つ一つ小さなタスクの積み重ねによって成り立つ。そのためにその小さなタスクを意識して一つ一つこなしていくというのが大事ということ。これにはもう単純になるほどと。崩してみるとこれをしてあれをしてと、明確な内容が見えてきてどう進めていくかという流れがわかるという点でも良い。

 

そして、時間の管理と数字で伝えるということ。「あとどれくらいで出来る?」という上司の問いに具体的に目処を立てて答える。

今もよく言ってしまう「もう少しでおわります。」もう少しってどれだけだよっ!って確かに上司なら思うこと。

あと、これをすることによって仕事の認識の相違にも気付くことが出来るという。10分で終わる仕事だと思ったら実際に頼まれていた仕事の範囲が違っていたなんてことがあればその報告で、気づけるということらしい。なるほど、それをわかっているのとそうじゃないのとでは時間や労力の損失が違ってくる、是非やっていきたい。これは、他の部分で書かれていた仕事に期限をつけることも出来るので、仕事を早めるいいコミュニケーションと感じた。

 

最後に大切と私が思ったことは、整理整頓。当たり前すぎるがだからこそ難しい。よくデスクの中が書類でいっぱいになっている。

ああ、今この本を読み返しながら、明日の午後の一時間は机の中を片付ける時間に充てたい・・・と思う。

 

このほかにも、豊富な「ナルホド・・」が書かれていたのでこの本はオススメかなと思います。

仕事は第一にやはり経験で学んでいくことが多いですが、心に少し余裕があるときにこういったいろいろな方法・他の人がどのようにしているのかを知っていくというのも大事だなと思います。

私は目下先ほど書いたように整理整頓に努めようかと思います(笑)

そしていっぱい本読もうっと。

人と話すこと自体あまり得意ではない自分ですが、そんなある日手に取ったのがこの一冊。改めてみるとなかなか過激なタイトルですが、内容はこんな私には少し気持ちが楽にさせられるようなものだった。

自分を表現する方法の一つである話し方。

購入したのはもう大分前なのですが、最近またちらりと開くとハッとさせられるような言葉がのっていた。

 

最近になって、0123さんははっきりしゃべらないね。

そういう人なのかい?と身近な人に言われ、それはおそらく自分の事を表現する語彙力がない(気持ちや感覚をなんといっていいかわからない)、もしくは相手に対して伝えるなんらかの障害があるからか、と思っていたし、実際そういう部分があるのだと思う。

しかしこの本を読んで改めて、自分が人からどう思われているかを気にしすぎているということに気づかされた。

世の中には人からどう思われるかが大切な場面もある。しかし、それが常であるのは、とても生きづらいことだし、自分を大切にしていないことになることもある。

 

ポジティブな感情は人に伝えやすい。

だけど、ネガティブなことはなかなか伝えにくいし、私はいままで、自分の中でそんな気持ちすらもたないようにと消してしまおうとしていた。

でも、そういうことの方がずっと心の中に残って、後になって勝手に傷ついたり、思い悩んだりしているのかもしれない。

だから、ネガティブな感情を持つことはあたりまえ、そう思っていることを相手にわかってもらうことも本当はもっと大切だということに気付いた。

それでいいんだよって、全部大丈夫だよって受け止めてあげなきゃ。

 

にしても、どこで置いてきたんだろう。自分の喜怒哀楽・・・。

ちょっと強めの文調で描かれている部分があったりしますが、こんな私にはそれくらいで丁度良かったのかもしれません。