英国王のスピーチ | Marie's blog

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夫と息子と犬との暮らし。in Tokyo.


実はアカデミー賞授賞式の生中継を毎年指折り数えて待っているミーハーな私。


今年度はやはり前評判通り

『英国王のスピーチ(The King's Speech)』が作品賞を受賞しましたね!


主演男優賞は同作品で英国王を演じたコリン・ファースでした。

(その他脚本賞・監督賞も受賞!)


(色々あったので話題が1ヶ月以上遅れなのはご容赦いただきたい。)


ナタリー・ポートマンが主演女優賞を獲った

『ブラック・スワン』は幸運なことに先日機内で観られたものの、

(日本語字幕がなく中国語字幕で観たわけですが・・・)

本命をまだ観ていなかった私。


先日満を持して観に行って参りました。


英国王のスピーチ

『英国王のスピーチ(The King's Speech)』

(画像お借りしました)



感想・・・納得!

私の敬愛するブロガーさんも

文句の付け所がない出来と書かれていましたがその通りでした。


コリン・ファースの演技はやはり素晴らしかったと思います。

吃音症に悩む王子(後に王)役、見事に演じきっていました。


公開前、題名と予告編をチラリと見たときは

吃音症を抱える王がそれを克服するまでの単純な話だと思っていた私。


ジョージ6世の話であるということを知らなかったからなのですが、

今思うと恥ずかしい。


ジョージ6世がいかなる決意と努力を持って王となり、

第二次世界大戦という国難に立ち向かったか、を描いた大作でした。


全体としてはトム・フーバーらしい淡々とした流れで、

途中T氏は居眠りしてましたけどね。


こういった類の映画を観るといつも思うのですが、

教科書で学び知識としては知っていた事実を映画で観られるのはやはり面白い。


また、音楽もかなりしっくりきていました。

特に最後のスピーチの場面での

ベートーベンの交響曲第7番第2楽章はぴったりでした。



実はこの映画を観ている途中で皆の携帯の緊急地震速報が鳴るというハプニングあり。

(私の『ゆれくる』だけは5分遅れで鳴りましたけどね。)

幸い小さな揺れだったのでそのまま最後まで観られましたがやはりまだまだドキリとします。


そんな感じでまだ余震が続きますが、

気分転換という観点からも映画を観るのはいいものです。