なんとなく遠くて近い。
もしくは、近くて遠い。
そんな陸橋の上に居た。
何気無い日常が、行き交う橋の上。
俺が見ている向こう側は、遥か遠く感じる。
でも、前に進めば然程、遠くない。
近くて遠い橋の上。
俺が見てるのは、希望を彷徨う、遠近法なのか。
俺が、進めるべき道は、何時も、近くて遠かった。
つまり、不器用な生き方を、してたのか？
そう、この陸橋は、教えてくれる。
そんな事、言ってる場合ではない。
この陸橋を俺は、歩かなければならない。
この先、何があるか、解らないのに？
それでも前に進もう。
後ろ向きな人生は、誰にも理解されないからな。
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