秋も終りに近付き、実りの季節は、豊穣の喜びとなるだろう。
俺の実家も、稲刈り・脱穀が、済んでいるかもしれない。
去年は、原発事故等があり、故郷は大変だったろう。
脱穀が、終えた後、どうしても残るのが、稲叢だ。
この稲叢は、農家にとって、何故なら、これを敷草として、使えるからだ。
敷草とは、他の作物の成長には、欠かせない。
夏は、雑草除去にもなるし、冬になると、寒さ対策にもなる。
それにもうひとつ、季節に関わらず、貯水効果もあり、とっても便利。
それに、地中に稲叢を、埋めれば堆肥にもなる。
稲叢は無駄には出来ない。
それと、脱穀を終えた後、出るのが籾殻だ。
籾殻も、稲叢と同様、敷草にもなる。
ただ籾殻は、稲叢とは違って、肌理が細かく、稲叢よりも、とても便利。
稲叢・籾殻は、枯れて実も成らない。
だけど農家にしては、なくてはならない必需品。
農家とは、昔からエコな暮らしを営んでいた。
それは今も、変わらないだろう。
Android携帯からの投稿