「地球は青かった」と、名言を残した、ユーリィ・ガガーリン。
世界で初めて、有人衛星「ボストーク1号」。
その唯一の乗員だった、ガガーリン。
人類で最初に、宇宙に到達した人物である。
そのガガーリンは、ボストーク船内で、何をしたとかと言えば・・・
実は、何もしていない?
ボストークには、緊急時に制御盤に触れる以外、乗員がコントロールできないように、なっていた。
ただ窓から、地球を眺めて、無線で地上オペレータと交信、応じて居ただけだった。
つまり、実験動物と、何等変わりはなかった。
ガガーリンの任務は、「地球軌道を1週し、地上に生還」する事だった。
大気圏 再突入する際、宇宙船と制動ロケットを、繋ぐケーブルが外れない、トラブルに見舞われた。
任務遂行は、極めて困難だった。
大気圏突入、無線交信が途絶えた、ボストーク1号。
ガガーリンの運命は?
なんとか、ケーブルの切断に、成功し、地上7㎞で、座席ごと、空中に放り出された、ガガーリン。
パラシュートで、無事着地した。
だが、出迎えが、あるわけでもなく、自力で、連絡しなければならない。
民家の電話を借り、軍に報告し、救助を要請。
その時の軍の対応は・・・
「ガガーリン? 生きてたか !?」
なんとも、素っ気ない態度。
だが、ガガーリンは、歴史にその名を、刻む事となる。
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