水島新司先生の人気野球漫画「ドカベン」〈単行本 全48巻 文庫本 全31巻〉。
その中で、こんなエピソードがある。
それは、単行本35巻又は、文庫本では23巻での事。
それは、明訓高vs白新高の試合。
十回表、明訓高が、一死満塁の絶好のチャンス。
明訓高の5番バッター 微笑(ほほえみ)のスクイズバントが、小フライ。
それを、白新高のエース 不知火投手が、ファインプレー。
三塁走者の岩鬼が、ホームイン。
だが、一塁走者 山田太郎が、戻れずフォースアウト。
その後、白新高ナインは、アピールもせず、そのまま投手及び内野手が
、フェア地域を離れてしまった。
白新高は、アウトの置き換え、しなかった為、岩鬼のホームインが、認められ、その一点が決勝点となった。
これは、漫画の世界だが、それが今夏の甲子園大会に起きた。
それは二回戦、済々黌高vs鳴門高の試合だった。
七回裏、済々黌高の攻撃は一死満塁。
明訓高vs白新高と、同じシチュエーションだ。
済々黌高の攻撃は、ショートライナー、鳴門高の遊撃手が、ファインプレーをしたが、三塁走者は既にホームイン。
鳴門高の遊撃手は、一塁を選択し、一塁走者がフォースアウト。
これも明訓高vs白新高と同じ。
しかも鳴門高は、アピールプレーもせず、フェア地域を離れ、ベンチへ。
つまり、アウトの置き換えしていない、鳴門高は一点を、献上してしまった。
これが決勝点となり、済々黌高が、逃げ切り勝利した。
試合終了時も、同じとは、何か運命的にも思える。
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