1960年代後半、西アフリカのナイジェリアで、内戦がおきた。
別名、ビアフラ戦争とも言われる、内戦は、ビアフラの悲劇を生むほど、凄惨なものでした。
ビアフラ戦争の背景には、いったい何が起きたのか?
それは、軍事クーデター未遂から、始まった。
やがてナイジェリアからの、分離独立を、目指すようになった。
言わば、内戦より、独立戦争といってもいいでしょう。
折しも、ナイジェリアには、イスラム教徒のハウサ族、キリスト教徒のイグボ族が対立。
つまり民族・宗教対立も、絡んでいたのです。
だが大きな問題は、イグボ族が住む、東部に石油が産出。
つまり石油のような天然資源もあり、複雑化したのです。
またナイジェリアには、イギリス・旧ソ連などが支援。
後ろ楯のない、ビアフラ共和国は苦境に立たされてしまったのです。
そして僅か3年で、ビアフラ共和国は滅亡。
悲劇だけが、歴史の中に、傷痕として残ったのです。
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