鳴き砂という言葉を、御存知だろう。
その砂を踏むと、キュ~キュ~と鳴く砂である。
東日本大震災で被害にあった、岩手・宮城・福島は、何れも、鳴き砂海岸を持つ。
だが、御存知の通り、震災で甚大なる被害を受け、鳴き砂は今 どうなってるのだろう。
ボランティアがはいり、ある程度、瓦礫が処理されたとは、聞いているが、俺は、もう一つ、気がかりな事がある。
それは、今も鳴き砂が鳴く事である。
鳴き砂は、とてもデリケートで、ちょっとした汚れでも鳴かなくなるという。
もし、今も鳴いていれば、被災地の心の支えになるだろう。
何もかも、奪った津波、忌まわしい海だと思うが、まさか思い出の全てを奪ったわけでもない。
今でも、鳴いててくれ。
そう思ってる俺だけかな !!
この海岸が、元通りになるのは、いつの日か。
誰も分からない・・・・
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