神仏習合とは何か?
土着信仰と仏教信仰を折衷して、一つに集約し、新しい信仰体系として再構成、習合したものである。
これは日本だけのものだと思われがちだが、実は世界各地に仏教が広まった際、土着の信仰との間に起こった現象神仏習合という。
何故こんな事が起きるのか。
日本の場合は、各地に色々な神がいた。
この場合、俺の解釈だと神とは、その土地の王(支配者)を指すのだろう。
つまり別の神を、信仰することは王に背くことになるし、弓引く者になってしまうことになる。
それに土着の神に、深く信奉する者の方が多かったのだろう。
これでは仏教が入り込む余地がない。
そして考え出されのが、その土地の神を仏の化身に生まれ変わり。
こうする事で、仏教と土着信仰の融合も図れるし、何よりも、より良く布教ができる。
日本の生活の中で、神社・仏閣が共存共栄出来るのも、この為である。
他の国も同様の事。
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