アンデス山脈の背骨にあたる国、内陸国ボリビア。
ボリビアには、何故か海軍が存在する。
実は、かつて海を持っていたからだった。
ボリビアは1879年~1884年に、太平洋戦争(日米開戦の事ではない)が、
チリとの間であった。
この戦いで敗れ、領有していたアントファガスタをチリに奪われてしまった。
それ以来、海のない内陸国となったのだが、海軍は解体せずに、現在まで温存している。
何故、解体されなかったのか。
実は東部には、アマゾン川の支流の大きな河川が存在する。
密輸・麻薬の取り引きを、防ぐためパトロールしている為だし、国益にも重要な拠点でもある。
西部の高地には世界一、標高の高く琵琶湖の12倍もある、チチカカ湖(ペルーとの国境沿い)が、ある事も大きい。
海軍は、此処で演習できるからだ。
現在は陸軍の管轄下にあり、1993年に、海軍はArmadaからFuerza Naval
と改名している。
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