大河ドラマ「光る君へ」(2024年)。主人公は紫式部。 平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性。彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。(NHKの公式ホームページから)
いよいよ、大河ドラマ始まりました。
日中から、「花子とアン」の再放送を見ていたので、ヒロインを演じる吉高さん、紫式部…まひろ の話になってしまいそうですが、あえてそれ以外の視点から🤔
学校で習った「日本史」によると、いわゆる「摂関政治」。まさにその時代のドラマ。大化の改新の中臣鎌足からはじまる、“藤原”氏。奈良時代に、南家・北家・式家・京家の四家にわかれ、北家が皇室と姻戚関係を結んで政治の主導権を握る。北家の中でも、この藤原道長が権勢を誇り、平安時代から現代にいたるまで、そのDNAは、日本の支配層のかなりの部分を占めることになる。
その摂関政治の進展を、この大河で観ていこう。
摂関政治の進展には、陰陽道という、ツールが利用される。
ドラマのオープニングは、陰陽師・安倍晴明。
貞元2年(977年)大内裏の陰陽寮で星空を眺めながら「紫微垣(しびえん)の天蓬の星(てんほうのほし)がいつになく強い光を放っている」と話す晴明。聞くと、都に凶事が起きる兆しだという。満天の星空にもかかわらず、晴明が「雨が降るな」とつぶやく…
兼家が娘の詮子と同じく円融天皇に嫁いだ遵子に先を越されぬよう、晴明に「お子ができぬように致せ」と呪詛を依頼するシーン。
↑右大臣・藤原兼家は、夜勤明けでヘトヘトの安倍晴明に、
「やるのかやらんのか」と“圧”をかけ、
晴明は口をへの字にして黙っていたが、
「ん………承ります」と渋々と。
パワハラやがな( '-' 💢)
…
…当たり前に“呪い”があった時代。
たぶん、陰陽師は、稲垣吾郎さんのようにかっこよくない。
ユースケ・サンタマリアさんが演じるように胡散臭かったんだろうな、って思います。ꉂ 🤭
……🙏🏼
※ “呪い”の時代の参考に……↓
↓密教もまた、摂関家など、時の権力者に利用された。