雨がやむのを小さなバスの停留所で待ってた
『嘘をつくつもりはなかったんだ』
人は誰も小さな嘘を重ねながら生きている
だけど絶対に吐いてはいけない嘘もあるはず…
現実を知る事で心に区切りをつけたかった
二駅先の街
ある集合住宅の一角に彼の表札を見つけた
私が欲しかった名字
その下に奥さんらしき人の名前が連ねてあった
きっとこの先子供達の名前も順番に連なっていくのだろう
綺麗に手入れの行き届いた庭が眩しかった
レイニーブルー もう終わったはずなのに
レイニーブルー 何故追いかけるの
あなたの幻消すように
私も今日はそっと 雨
夕立が熱を下げた
七月の夕暮れ
