以下 mixiに先にアップした記事なのでマイミクさんはスルーでお願いしますー。


旅日記を楽しく書きたいところですが、いかんせん眠いのとモヤモヤすることがあるので、

とりあえず記憶が新しいうちに記録としての記事です。

なのでその日起きたそのことだけを今回は書こうかなと。

恐らくクマに遭遇するのと同じレベルに怖かったお話はこちらw

$コトの葉-image
(この看板は旅館の前にありましたw)

調子が悪かったのですがとりあえ温泉には入れそうな感じだったので、

深夜12時に温泉に入りました。 (※温泉は24時間使用可能)

その時はワタシ一人でした。 身体を洗って温泉に入ったのが12時15分頃。
入って10分くらい経った時、

バチッ!!

と音がして浴室の電気が全て消えました。

でも、着替えのところがお風呂の隣にガラス張りであってそこには蛍光灯の非常灯があった為、

真っ暗闇で全く見えないということもなかったので焦ったけど、しばらくしたら点くかな?とお湯に浸かっていました。
その時は更衣室に一人他の方がいて。でも待てど暮らせど電気は復旧せず。
仕方がないので、更衣室にいた方に
「すみません・・・。電気消えちゃったんです。ワタシ裸なんでフロントに 行ってきてもらえませんか?」
と頼んだら
「そうですよね。なんか消えましたよねー。わかりました。いってきますー」
と脱いでた浴衣を再び着けて出かけてくれました。

ワタシはとりあえず冷えてしまうのでもう一度お湯の中へ。
非常灯は着いていてもやっぱり暗い。・・・・しばらくしたら無性に怖くなってきて。
ダッシュで着替えて階段を上がり。(温泉は地下にあった) 廊下に出てみたら非常灯だけが付いていたのでお風呂だけじゃなく全館停電。
そのうえ、 キンコンキンコン「非常口はこちらです」 てなおねーさんのアナウンスと非常口近くは点滅ランプが繰り返されてました。
廊下にでてどうしようかとぼーっとしてたら、フロントに行ってくれた人と、 ワタシのツアーのガイドさんが走ってきて
「フロント、一人しかいなくてー。雷が落ちて停電なだけなんだけど、 警報を解除することができないみたい」
と。
その時点では、あらー、それは大変ねーくらいな感じだったのだけど、 火事でもなく地震でもなくとにかく警報は誤作動だってことに安心した訳です。 ・・・・その時点では。

その後、部屋に戻ってみたらワタシの部屋、非常口の真ん前。
警報の音がダイレクトに響く部屋。 寝れるわけないし。
ドライヤーもかけれなくて頭寒いし。 仕方がないので館内をウロウロ。

うちのガイドさんと、他の旅行会社のガイドさんが裸足のまま駆けずり回ってるのに 遭遇すること数回。 その頃で1時間経過。
事務所に様子を見にいってみると、おじーちゃん的なスタッフ二人がどこかにをかけていて、 どっからどうみてもお客さんであろうおにーさん達が配電盤を懐中電灯片手にいじってる。 どうやらそのおにーさん達は建築系のお仕事をしているらしく少し電気系統もわかるらしい。 その人たちが見ても、配電盤は全て正常に切るべきとこは切ったのに警報は鳴り止まない。
火事等の時の警報なのでもちろん部屋の中でもテレビの音量大以上。
非常灯も付いたままなので眩しい。 寝れるわけがないw そんなこんななまま時間は2時半。
非常灯やら警報が予備電力で動いていたのか電池で動いていたのかわからないけど、 なにやら警報のおねーさんの口調がおかしくなってきたな?と思っていたらフェードアウトしていき、 非常灯もオフ。 とりあえずは静かにはなったわけですよ。暗くもなったわけです。
が。 今度はトイレに行きたくても真っ暗で携帯のライトを頼りに行くしかない。
もしこの時何か起きてももうどうしょもない状態。外は滝雨。

そしてこの旅館の場所は「秘境」 川を船でしかたどり着かないダム?のどん詰りにあるんです。 (まぁ恐らく本当は車で行けると思いますよ。裏道とか絶対あると思う。 ほんとに船でしか行けないなんて何か起きたときにどうしょもないですから。)
そんなこんなで一日目の睡眠時間はほぼなし。
その寝てない状態の朝・・・。 フツフツと怒りのようなものが湧いてきたわけです。
そもそもですね、24時間お風呂を使える状態の旅館。 全館停電になった時点で、お風呂場とかに誰かしらスタッフが来て安全確認するべきじゃないですか?
ワタシより高齢の人とかでびっくりして滑って転ぶとか絶対ありえるんですよ。
高齢じゃなくても、ワタシみたいにぼーっとしてたり、どうにかなるでしょ?な人じゃない場合 パニックになる人がいてもおかしくない状態だったわけです。
地下の温泉が真っ暗なんだから。
警報鳴りだして廊下に出た人たちもいたのだけど、それに対しての説明をするスタッフも0。
まぁ、二人しかスタッフが動いてないんだからそのヒマもなかったんですけどね。 電話対応につきっきりだったし。 もうそれらは終わったことといえばそれまで。
だったら翌朝、朝ごはんの時に仲居さんでも誰でもいいからホテル側として誰かしらが 説明と謝罪をするべきじゃないかな?と。
明るい仲居さんばかりで冗談も面白いんですけど、この時ばかりは
「てめー。言うことそれじゃないだろ。」
てその冗談が余計ワタシの怒りレベルをあげまくり。

ガイドさんはわかってるので、
「言うべきことは全て言いました。今回は何事もなかったからまだよかったけど、 これが本当の事故だった場合、あんな何もできないスタッフしか常駐しない状態はどうなんだと。 9時になったら会社に電話入れて指示をもらいますから」
って一生懸命ワタシに話すのでぐっと飲み込みツアー会社の動向を見ようと。

結局ですね

会社側からも旅館側にかなり厳しく注意をしました。今回はそれでご了承ください。 私個人としては(ガイドさんね)形としてみなさんにお詫びをして欲しいと言ったけれど、 自分の力及ばずで今後このようなことがないようにするという約束をさせることしか できなかった。申し訳ない

みたいな感じ? モヤモヤモヤモヤ。

その旅館ですね。悪くないんですよ。温泉だってほんといいお湯で。 荒れてた皮膚がちょっと入っただけで治ったくらいだし。 仲居さんだって明るくて楽しい。 お部屋も古いけれどきちんと掃除されてる。(たぶん) 景色もいい。 お料理もまずくない。

でもね、秘境なだけあってその旅館ひとつしかないから競争相手いないし、そのうえ、あらゆるサスペンスドラマで使われまくってるせいか宣伝効果抜群で、 ネットみたら11月も満室で。 こうなんていうんですかね?甘え?どう言葉にしていいかわからないのだけど。
サービス業としての基本がまるっと出来てないとしか思えないんですよね。
お風呂の中でそんな目にあったワタシのことは置いておいても、 深夜12時半から2時半まで警報なりっぱで温泉っていう癒しの場とは到底かけはなれた状態にしておいて謝罪ひとつないとかありえないでしょう。

とりあえず、ツアー終わりのアンケート用紙の裏にびっしりと意見は書かせてもらいました。
あとは旅館の口コミに書くこと。
旅館を経営してる母体会社にメールでもすること。
これくらいですかね。ワタシに出来ることって。

うちのハハはあまりにワタシが延々ブツブツ言ってることと、 アンケートの裏側にびっしりを見てどん引いたみたいで
「小さい時は文句も言わない子だったのに。年とって口うるさくなって。 自分には甘いくせに人には厳しいなんて・・・」
ってイヤミいわれました。
ワタシ間違ってますかね。そんなに文句言うようなことじゃないんでしょうか・・・。

いや!!きっと間違ってない・・・はず。 お金払って行ってるんだし、お風呂真っ暗だったんだし、うるさくて寝れなかったんだし。

・・・・・・どう思われます?みなさんだったら。

ちなみに、その警報に気づかなかった人たちも半分くらいいたらしいですw

みなさんほんとに火事とかだったらそっこー天国行きですなw

これは音があまり拾えてないんですけど、これの1000倍くらいの音が鳴り響いてましたw
他にも動画あるけど人が写ってしまっているのでとりあえずこれだけアップ。

※音が出るので気をつけてー