最近“PSYブーム”の主人公である歌手PSYと、3年ぶりにソロ活動を再開したBIGBANGのG-DRAGONが音楽界を揺るがしている。YGエンターテインメント所属の歌手が二人揃ってトップの人気を誇っている。
まず、PSYの「江南(カンナム)スタイル」のMVは、26日に動画サイトYouTubeで6千万回の再生回数を突破した。G-DRAGONも同日新曲「ONE OF A KIND」MVの再生回数が450万件を越え、27日午前には500万件に近くなるなど、好調な滑り出しを見せている。
音楽界では、PSYが世界中で人気を集め“ライバルなき強者”に浮上している中で、G-DRAGONの本格的なソロ活動が迫ってきたことで“YGファミリーのトップ戦い”が予想された。実際にG-DRAGONが25日深夜0時に公開した「ONE OF A KIND」のMVは、公開と同時に爆発的な関心を集めている。また「江南スタイル」は長い間トップの座を守っている。
先月15日に公開された「江南スタイル」は、2日に再生回数1,000万回を突破することを始め、9日に2,000万、15日に3,000万、20日に4,000万、24日に5,000万、26日に6,000万回を記録し、韓国のMV史上最短期間で高い再生回数を記録している。特に、記録更新の周期が次第に短くなっているという点で今後も再生回数が爆発的に増加すると期待される。
「江南スタイル」がCNN、NBC、WSJ、ABC、ハフィントン・ポストなど、海外メディアからも注目されている中でPSYは、米ケーブル音楽専門チャネルの「Big Morning Buzz Live」に出演し、直接英語で「江南スタイル」のMVを紹介し、番組の司会者と馬ダンスを踊るパフォーマンスを披露した。世界的なポップスターT-Painやロビー・ウィリアムス、ケイティ・ペリー、ハリウッドスターのアン・ハサウェイなどがそれぞれSNSを通じて「江南スタイル」への関心を示し、PSYの影響力は日増しに大きくなっている。
「ONE OF A KIND」は、G-DRAGON特有の洗練されたスタイリング、自身の影響力をアピールする自信が表現された率直な歌詞の強烈なヒップホップ曲で新鮮な衝撃を与え、韓国のファンのみならず、実力派のラッパーや海外のファンも絶賛している。
まず、アンダーグラウンドで活動するラッパーは彼らのSNSを通じて「GDのMVを見ると『韓国で俺以外の誰もスワッグ(swag)を論じるな』と言ってるようだ」「GDが結局韓国音楽の流行をリードするのか、率直に素晴らしくてうらやましい。GDがエレクトリックをしようが、ヒップホップをしようが、それがK-POPの指標になるようだ。羨ましすぎるが認めるべきことは認めるしかない」「GDのMVを見た。他のものはともかく、このような楽曲を韓国でタイトル曲として使える日が来るなんて。やったな、GD」など、「ONE OF A KIND」を高く評価した。
映像を見た海外のファンもYouTubeにリアルタイムで書き込んだコメントで「歌とビット、本当に驚くべきだ。一日中この曲ばかり聞いている」「インスピレーションを受けた」「G-DRAGONは作曲家、歌手、制作者として天才だ」「カムバックとは!ファンとして有り難いことだ」「歌詞を見れば荒々しい感じもするが、GDの雰囲気とよく合う楽曲だと思う」「MVの中のSOLも可愛い」「BIGBANG、PSYはK-POPの範囲を越えた国際的な芸術家」などの反応を見せている。
このように“異常な熱気”を見せているYG兄弟が、いかなる新記録で快進撃を見せるのか音楽界の関心が集まっている。