不定期的に来るこの虚無感はなんだろう
身体が思うように動かなくなる
新しい土地へ来てから、不定期的にこんな状態になる事が増えた
頼れる人はいない
頼りたい人には頼れない
ひたすら時間が解決してくれるのを待つしかない
私が初めたSNSは特に変化もなく続いている
理佐が目にしてくれたら…は甘すぎる期待でしかないのかも…
終わりにしなきゃいけない恋なんだ…
それを感じ取るたびに私は虚無感に襲われているんだ
失った恋が本気であればあるほど、簡単には立ち直れなくて、簡単に気持ちも切り替えるなんて無理な話
新しい恋?
そんなすぐに見つけられるならこんなに好きになったりしない
他に乗り換えられるならとっくに忘れているし、引きずりもしない
想いが強いから、その人じゃなきゃだめだから苦しいのに…苦しんでるのに…
忘れられない想いだから、もう一度やり直せたらと、どこかで期待してしまう
理佐に私を見つけて欲しい気持ちが湧き上がるんだ
みんなこんな風に虚無感に襲われながら、何度も自分の想いと葛藤して、終わった恋を乗り越えていくものなのかな…
時間のかかり方は人それぞれだし、誰が正解で正しいもない
私の虚無感は水分補給も食事も摂れなくなるくらに虚無になってしまう
ベッドから起き上がれなくなって
考えるのは、思い出すのは理佐の事ばかり
好きな気持ちを残したまま、もう戻れないと諦めるのはとても難しい
難しいけれどこの虚無感を何度も繰り返しながら私は挑戦していくんだ
終わった恋を想い出に出来るように
いつか、私以外の人と幸せになっている理佐を見ても大丈夫でいられるように
長い、長い道のりの挑戦になるかもしれなくても、私はそうなれるようにこの虚無感を繰り返していくしかない
協力者も応援してくれる人もいない
掛けられる言葉は
「平手さんならすぐいい人見つかるよ」
「友梨奈ちゃんこの人とかどう?」
「てちもこれに登録してみれば?」
「振ってきた相手をいつまでも引きずっててもね…」
たくさんの試練の言葉を乗り越えながら私は終わった恋の決着を心とつけていく
どれだけ時間が掛かるかわからない
いつかこんな私を想ってくれる人が現れて、その人を私も好きになれたら、理佐への想いも、思い出も心のアルバムにしまえるかな?
想う恋から想われる恋へ
理佐からじゃなく、理佐じゃない人へ
少しずつ私はすすんでいく
まだまだ時間は掛かりそうだけど
虚無感に何度も襲われるだろうけど、この時間だって決して無駄じゃない
私にはちゃんと意味のある時間だから
こんな時間があってもいいんだ
こんな時間を過ごす日があってもいいんだ
これも私なのだから
おわり