ぼくはロイ
南八幡猫ルームに来てから
なまえをもらった
ぼくは市川市内の
とある場所で彷徨っていた。
優しいＡさんって人が
ぼくを見守ってくれて
ある日、南八幡猫るーむ
というところに
連れて来てくれたんだ。
彷徨っていた頃の記憶を
皆にお話しするね。
ここにきて
もう何回のお月様と
お日様を眺めただろう
ぼくはケンカをしたく
ない
ぼくはゆっくりすごしたい
ふかふかのベッドで
ずっとずっと眠っていたかった。
けれど
ぼくは車に乗せられて
草のたくさん生えた
この広い土地に
連れてこられた
石だらけの見知らぬ場所
ぼくは
こわくて怖くて
大きな声でよんだよ
でも、
気付いてくれなかったよ
連れてきた車は
走り去ってみえなくなったよ
ぼくは知らない場所で
ひとりぼっち。
見知らぬ場所で
冷たい地面に座っていると
僕と同じ仲間たちの影が
ひとつふたつと見えてきた
あ、初めまして！
僕は嬉しくて
仲間達に挨拶したよ
と、
その時、頭に強烈な衝撃を感じたんだ
仲間だと思った子から
パンチを受けたのだ。
どうして？
わからないよ
こわいよ
ぼくは
逃げることしかできない
夜は真っ暗
さむいよ
こわいよ
ねむいよ
そんな毎日の繰り返しの中で
Ａさんと出逢ったんだ！！
南八幡猫ルーム🐈🐈⬛
仲間達と一緒に過ごすけれど、もうパンチもされないし、美味しいごはんもおやつもあるし
Ａさんも遊びに来てくれる、
ありがとうＡさん！！
ぼく、ゆったりと眠れているよ！！
もう心配しなくても、大丈夫だよ、
もう、ぼくを守る為に
他の人間さん達に説明したり、こわい猫さん達をとめてくれたりしなくても
それから
涙を流したりしなくても、、、。
ありがとう、ありがとうね。
ぼく忘れないよ。
森羅万象に感謝