でも、なんて言ったのか聞き取れなかった。
アタシの都合の良い解釈で
聴きたいと思うから
言葉の意味を理解したくなかったのだろう、きっと・・・
もう夏の思い出話なんかしちゃって。
まだ、夏は、終わりなんかじゃないのに。
また、あの夏の日々を思い出している。
幾度もの夏
二人でいるときはビールを飲んだ。
広い家にあなたは、いつも一人だった。
いつか大きな犬を迎えて、一緒に散歩するんだって。
いつも寂しそうな瞳をしたアナタが悪戯っぽく笑った。
アタシはその顔を見て、嬉しかった。
犬とはしゃぐあなたを想像して、うれしくて大きな声を出して笑った、
酔っていたのかも。
アナタの家の屋根の上、二人の大きな笑い声は
行きかう車の音にかき消されてゆく
それでも、二人で何度も何度も笑いあった。
星が、優しく見守ってくれている、夏の夜。
れーら
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坂の多い街をアナタと歩く
手をつないで歩く
笑いながら歩く
話しながら歩く
顔を見合いながら歩く
アタシはアナタを見上げる
視線に気付いてアナタはアタシに微笑む
何でも無い日に、ありがとうが言える二人でいたいと思った。
つないだ手
温かい手
アナタの手
大きくて指が長くて
力強くて
でも、優しくて
そのつないだ手を強く握り返して
少しでも弱くなると
不安になる
アナタの心が他に旅しているようで。
あ、あのお店で、ランチしよ。
坂の多い街、坂を登ったり下ったり
あの5つ目の信号の先。
れーら
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