時々何の脈絡もなく歌詞や言葉が浮かび、その断片が頭の中でいつまでもぐるぐると回っていて消えないことがあります



 今夜は「漕げよマイケル」の歌詞の一部が頭を離れず「ハレルヤ♪」が繰り返され、うるさくて眠ることが出来ない


 気になって仕方がないのでググってみると、この「漕げよマイケル」という陽気な歌には

 アメリカにおける人種差別や黒人奴隷という、重苦しい歴史が隠されていました。



 大きなヨルダン川でボートを漕ぐ黒人のマイケルが、もうすぐ神の待つ天国がある向こう岸に着くと歌う黒人の労働歌


 そこには、死によって一刻も早く、苦しい奴隷という境遇から抜け出し

 天国で自由と安寧を得たいと強く願うしかなかった

 当時の悲しい黒人奴隷の諦観や心情が反映されているらしい。



 人種差別は今も続き、有色人種のアジア人も差別される側

 最近はハワイやオーストラリアも売春目的の疑いをかけられた日本女性への入国拒否が相次ぎ


 韓国で捕まる日本人売春婦もいる一方で一般人の観光客が

 ハワイの空港からそのまま帰される事例も増えたらしい。


 円安のせいで、アメリカなどで売春すれば、日本の何十倍も儲かる為

 昔から多かった韓国人ばかりではなく、今は日本からも売春目的の女性たちが組織的に送り込まれ

 押し寄せている状況なので、入国審査の厳格化は仕方ない、とは言え



 少しでも怪しい女性や一人旅、片道切符しか持たない者、高級ブランドを持つ女性、大金を所持する人など片っ端から追い返されてしまうらしく


 アジア人に対する偏見や蔑視が如何に根強く、いつまで経っても残っているのかが分かります。



 この歌は黒人の労働歌で、黒人のマイケルが広いヨルダン川を渡るために必死にボートを漕ぐ様子になぞらえて
 神に見放され一生抜け出せない黒人奴隷の悲哀を歌っているらしい