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プロローグ

プロローグ

一九九九年、七の月 恐怖の大王が降りてくる。

       天は黒く染まり 地は裂け この世は暗黒に覆われる。

 これは、ノストラダムスの予言の一説である。

この予言には、いくつかの仮説が立てられた。

隕石が地球に衝突する

オゾン層の破壊による直射日光(紫外線)の影響

二〇〇〇年のコンピューター問題

地震などの天災

ありとあらゆる仮説があったが、どの仮説もはずれ平和な二〇〇〇年が

やってきた。

そう、偉大な預言者が外してしまった予言

皆、あの予言ははずれたと思っている・・・

がそれが真実といえるのだろうか?

もし、あの偉大な預言者が、その名に恥じぬ予言をしていたら・・・・

恐怖の大王が、人々の予想をした問題のどれにも当てはまらなく

それを上回る程のものだったとしたら・・・

人類の誰もが予想しなかったものが恐怖の大王の正体だとしたら・・・

目に見え本当に空から降りてくるモノではなかったら・・・

恐怖の大王の正体が、人の心の最も暗い部分に影響を与える

モノだとしたら・・・どうだろう。

妬み・恨み・独占欲といった人の心の暗闇に・・・

そういった負の力を増幅するモノが恐怖の大王の正体だとしたら・・・

間違った予言をしたと思われていたノストラダムス・・・

彼の予言が正しく、この世界に恐怖の大王が降りていたら・・・

一九九九年にその恐怖は地上に降り注ぎ、一〇年を経過し

恐怖の種は急速に成長を遂げる

この予言の先に何があるのか?

ただ暗黒が続く不毛の世界か、あるいは暗黒の世界にも


一筋の光が存在するのか?

そう、あのパンドラの箱のように一筋の小さな光が・・・

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         『ノストラダムス 予言の真実』




                         原作/hiro