どうもどうも、オヒです。
前回に引き続き、前置きなしでいきなりいきましょう。
読みにくくて、申し訳ないですが…文章にすると、これが限界であります…

さて、前回は使用楽器をざっくりと分解しました。
アレをざっくりと踏まえたうえで、今回は曲のイメージと構成を分解していきましょう。
…の前に。
念のため、曲データを載せておきましょう。
オンボーカル版
オフボーカル版
どんな曲か思い出せたでしょうか??それでは本題レッツゴー。


曲についての分解に入る前に、僕が基本詞先で曲を作ってるということは押さえておかねばなりません。
つまり、はじめから構成はある程度決まってるわけです…
ゼロから構成を練る苦労は分かりませんが、とっちらかった構成を組み直す苦労は熟知してます(笑
という愚痴は、まあ置いといて。
まあ、歌詞を見ていただきましょう。
色々考えて画像にしてみましたが…見づらかったらすみません…
一応、楽器も右の方にぴゃぴゃっと書いておきました。
作詞は毒林檎さんです。


生放送を観ていただいた方には分かると思います…この歌詞でイメージ膨らますのは諦めました。
というわけで、ボカロ界で流行ってそうな曲調をチョイス(笑
ちなみに、Emスケールを選んでます。僕のイメージでは、冷たくて硬い。鉄とか鋼のイメージです。
こういうイメージでスケールを選ぶのは大事かなと、個人的には思います。
必ずしも万人と共有できるイメージではありませんが、譜面をそのイメージ通りに書ければいいので。

メロごとの構成は次回に放り投げて、全体の構成を分解していきます。
※とD(正しくはCでした…)メロを入れて、全部で5メロあります。
完全に主観ですが…メロが多くて展開が多くなるのは、上手い人と有名な人しかできないんです…
下手なやつがやっても、とっちらかったようにしか聴こえないんですよね…
というわけで、基本のABSにD(C)があって更に※があるコレをどうするかというお話ですが…
イントロの頭に似たものを持ってきました。これで、ちょっと統一性が取れます。
その後にD(C)が来てSが来るという展開なので、D(C)は少し落ち着けます。
エレキをばっさり抜いて、ピアノとベースは音符を長めに譜面を書きます。弦も、動きを緩やかに。
抑揚を意識すると、S自体に味がなくてもなんか盛り上がって聴こえるもんです(笑

で、Sと間奏をダイナミックに終えた後のAですが。
物理的には2Aですが、Sが既に2回出てきてるので実質3A扱いにしてあります。
そして、この曲の一番鬼畜なポイントたる連続Bメロ…は、特に工夫しませんでした←
この辺は、詳しくは次回で分解しようと思います。今は全体の方が大事よ。
で、S’→LSの展開ですが…まあ、完全にSの作り方を失敗してますよね…←
まあ、先にミスをしたのは作詞の方でしょうが…(。の位置的にね)
既に出来上がってるのを持ってるのに、最後まで目を通してなかった僕の責任でもあるわけで。
まあ、力技で繋ぎました。
で、最後にイントロっぱいのを持ってきて終わりです。


イントロ・アウトロ・間奏がなかなか作れないという人は、Sのコード進行を使って作ると上手くいきます。
が、この曲はそれを使ってません。
※のこともありますし、Sも多いので…飽きちゃうといけませんから(笑
と言いつつも、間奏のコード進行はSのそれとほとんど同じなんですけどね…←
イントロは、聴いてすぐに「激しい曲なんだな」と思わせるためにあんな感じにしてあります。
有名なPさんが、イントロが勝負だと仰ってたので。今回はそれを意識してます。

後は、C以降のメロが増えてきたときの対処法ですが…
前述のようにとっちらからせたくない僕は、増えてくると他メロから引っ張ってくるという手法を取ってます。
丸々持ってくると芸がないので…とりあえず頭の進行だけとか、頭のメロだけとか。
で、ケツは次に来るメロに合わせます。Sが来るなら、Bのケツっぽく仕上げるとか。
この曲では、D(C)のケツのコードがBと一緒です。
まあ、この曲では意味ないんですが…リバースの1小節をS前に挟んであるので。
まあ、この辺は次回にしましょう。
というわけで、今回はここまでです。お疲れ様でした。