先日の記事はなんで途中からブルー文字になってるの?(笑)


またダラダラと映画感想の続き。

ちょいちょいネタバレ的なものがあると思うので

ご注意を。


公開から4日経ちましたけど…興行的にはどうなんでしょうかね?

私は好きな作品なのでヒットしてほしいと思いますが…。

ファミリー向けじゃないからちょっと難しいかな…。


三池作品というとエログロって印象で(笑)

作品によって好みが非常にわかれると思うのですが

今回の『藁の楯』はそんな三池色がかなり少ない。

なので、そこら辺が苦手な方も見やすいかと思います。

あ、でも子供を異常に泣かせまくってましたね(笑)。

ストーリー展開の予想もできるんだけど

それでも、ハラハラドキドキする、させるってすごいよな~。


SPの5人。

5人っていう数は、戦隊ヒーローもののような

キャラ設定になるのは必然かしら。

でも、映像の中でちゃんと実際に「生きている」ってかんじがする。


大沢さん。

なにがあっても職務を全うしようとするそのゆるぎなさ。

しかし、その裏には深い哀しみがあり銘苅の哀しさを思うとまた……(泣)。

そこから放たれる男らしい色っぽさ。(私は苺夜よりこちらの大沢さんが好み。)

でも、こういう人がキレたら怖いよな~と。

対清丸。その場面はほんと怖かったよーーっ(泣)。


松嶋さん。

あの松嶋さんがSP?!って思っていたわけですが

頑張っていたと思いました。←エラそう。

男社会の中で対等にわたりあおうとしているかんじ。

でも、そこはかとなく柔らかい様子。

最後は死んじゃうなんてショックだったわ…。

それも、「おばさんくさい」からって…(苦笑)。

子供を残して逝く哀しみ。


永山さん。

いつもは見ないようなキャラを好演。

短気で生意気な若造。も~う、いちいちうるさい(笑)。


岸谷さんもカッコよかったな~。


山崎さん。

病人っていう、その演技があまりにリアルで荒い息遣いとか…

不謹慎ながらほんとにもうすぐ逝ってしまうんじゃないかと思った。


登場人物(清丸除く)それぞれの言葉を聞きながら

その都度、自分は?って考えながら見てましたね。


清丸を狙いに来る役者さん達が結構贅沢でした。

ザ・三池組ってなかんじでしょうか(笑)。


ハードスケジュールのためかそれとも演技なのか

新幹線のシーンではみんな目が赤かったな~。


藤原くんはカイジに続きまたクズ役なの(笑)?!って思ったんだけど

カイジなんてクズじゃないよね(笑)あれは、ただの甘えん坊です(笑)。

(最近、このクズって言葉をよく聞くな~。プラチナでもいってたよね。)

清丸に懸賞金をかけるのが「蜷川」って(笑)。

役名とはいえ、藤原くんはこの名前にご縁があるのね!って思いやした(笑)。


で、清丸役の藤原くんですよ。

いや~、その佇まいが終始気持ち悪かった。

こう、ヌメ~っとヌル~としてるかんじ。

見たほとんどの人が藤原くんを嫌いになるんじゃないかって

ほどの徹底したクズっぷり。

それほど清丸はどーーーーしようもない。

あれこそクズです。最後の最後までクズのままです。

変な言い方だけど、それがよかったと思う。

清丸に同情するような設定やラストで改心とかしちゃうと軸がブレるというか…。

○男を見た時、そういう設定をしていて幻滅したから。←個人の趣味ですのであしからず。


監督の言葉で

「清丸は人と好きがズレている。」的なことをいっていて

そこに引っかかったんだけど。

本編を見るとすごくわかるのね。

銘苅を刺したあとの言葉がもっとも象徴的でしょうかね。


この映画を見たほとんどの人が、清丸、死ねばいいのに!って。

こんな人間のために警護をする必要なんてない!って思うでしょう。


私もそう思うんだけど、それと同じくらい別の気持ちがあって…。

哀しいかな現実にこういう人っているよねって。

で、こういう人がいた時どうすればいいんだろう?って思たのね。

常識の通用しない「悪」にはどうしたらいいんだろうって。

ダークナイトを見たかんじと似てる。


「善」「悪」「正義」「お金」などなど

考えることはたくさんあるんだけど…

私がもっとも強く思ったのは

命を懸けてまで遂行する「職務ってなに?」

ひいては「仕事って」なんなんだろう…?でした。


こう考えさせ、尚且つラストは微かな光も見えるので

好きな映画だな~と思うのです。


クズ・清丸の印象的(そのほとんどが気持ち悪いんで・笑)

シーンを挙げるのもなんなんですが(笑)。


●新幹線の中、白岩の肩に顔を寄せて好きなものを聞くシーン←気持ち悪くて好き(笑)。

●伊武さん事件の後のリアクション。←目が異常に輝いている。

●採掘場みたいな場所で、一人車につながれ我関せずと風に吹かれているシーン。

●白岩の警護をまいて路地裏で少女を見つける一連のシーン。

●倒れた白岩の傍に銘苅のシーン。←その画面の右からヌ~っと出てくる感じ。ほんと気持ち悪い。

●判決のシーン。←そういうだろうと思ったけど実際それを聞くとね…。もうやりきれないよね。表情もよかったと思う。


しかし、藤原くんはこういう極端なキャラの方が

良いんだか悪いんだか普通に見えちゃうよね~(苦笑)。

監督の「演技してませんでした。」の言葉にも頷ける(笑)。


最後に一つ言わせてもらえれば…。

主題歌が流れるのがちと早かった。

もうちょっと余韻がほしかった。

いや、主題歌自体は好きです。


また、観にいきますよ~。