「仕事に誇りを持つのはよいが、自身の仕事をほかの仕事と比べて最高だなどと言うのは傲慢ではないか」や、「傲慢な人には関わらないのが最上の接し方だ」などとして使うことも可能だ。「傲慢な人の話は上手に受け流すとストレスが溜まらない」、「傲慢な政治家は失言をしがちだ」などの例文もある。「彼は面接で傲慢さを見破られ、一社も内定をもらえなかった」、「彼が採用されたのは傲慢を自信と勘違いされたためだ」などとしても使える。「白鳥のヒナを醜いと言ったアヒルたちは、自身の傲慢さに気づいただろうか」や、「アヒルよりも白鳥の方が美しいと考えるのは人間の傲慢だ」なども「傲慢」を使った言い方となる。
「傲慢」とは、思い上がりのことを意味する表現である。
「傲慢」とは、おごり高ぶって人を見下すことや、その様などである。名詞や形容動詞として使用する。光村図書の中学校3年生の教科書には井上ひさしの小説、握手が掲載されている。その中にはルロイ修道士の言葉として「だいたい、日本人を代表してものを言ったりするのは傲慢です」がある。「傲慢」の類語には高慢がある。高慢は、自身の才能や容姿に自惚れて人を見下すことである。