こんにちは。
久しぶりに本を読んだので、リマインドのためにも感想を。
先日、本屋さん巡りをしていてふと目についた7・8月売り上げランキングにその本はひっそりとありました。
コンビニたそがれ堂
駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ。探し物がある人は、必ずここで見つけられるという・・・。
そんな物語です。
なんとなく気に入ったので買ってしまいました笑
全部で5つの物語が収録されていて
そのどれもが心を切なく優しく締め付けてくれるものになっています。
元本は児童書だったことに驚きました。
なぜなら、内容は子供より大人に刺さるものだと感じたからです。
本書の解説にも書いていますが、
この本は、うまく伝えられなかった「さよなら」についてのお話です。
それは、子供より大人の方が経験してる訳で。
また、解説に印象的な言葉がありました。
「異世界の扉が開く理由はいつも哀しみと背中合わせです。」
世の中にあるほとんどの物語がそうであると私はこの言葉を見て思いました。
そうであるのは、
人は哀しみや辛いことを乗り越えて強くなっていく、いきたいという人間の願望がどこかにあるからかもしれません。
私は、これまでの学生時代を部活動に捧げて生きてきました。
その中での挫折や辛い経験はたくさんありましたが、周りの力もあり乗り越えていくことができました。
しかし、生活面では
対人関係ではそういった経験が少ないように思えます。
本書を読んで確かに感動し
あとがきや解説も上記のように
心打つものではありました。
しかし、あたしにそんな経験があったのか。
うまく伝えられなかった、さよなら。
言葉にできなかった想いは存在したのか。
星を見上げて誰かを思い出すことはあったのか。
今のところない気がします。
私はいつだって自分勝手で
わがままで
頼りなく
人と深く関わることをさけ
自分の夢だけを追い
他者と比較し
損得で物事を考え
他人を傷つけ
悲劇のヒロインを演じ
自分を守っているような人間です。
誰といても本当の自分ではない気がして、時々眩暈を起こしたような気持ち悪さに見舞われます。
そんな私にも
大切なもの、人に対する
大事な思い出ができるのでしょうか。
こんな考えをしている時に
本を読むといつも心穏やかになります。
本の主人公たちはいつでもなんだかんだで前に進んで強くなっていきます。
まるで自分もそうであるかのように感じられます。
本や漫画やゲームの中で、私はいつだって自由に歩き、飛びまわり、他人のために戦っていられるのです。
本をはじめとするあらゆる作品を読んでこんなことを考えたがると同時に
自分のいたらなさがいつも見えてきます。
まあ、そんな感覚もすきなんですがね笑
今から本屋に行ってまた何かさがしてきます。
探しものを見つけに・・・。
それでは、よい週末を。