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受験の思い出
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私は、上級シスアドの資格を持っていますが、今回 情報処理技術者試験が
大きく変わり、上級システムアドミニストレータ自体がアナリストと統合されて、
なくなってしまうことになりました。
流行を追うわけではありませんが、資格である程度事前評価される
コンサルとしては、なんとかしなくては、という危機感はありました。
で、こんど生まれる、ITストラテジストに挑戦することにしました。
まず、午前中の試験の対策ですが、
秀和システムから出てる、「ポケットスタディ高度試験共通」を
購入して、ほとんど全問行いました。
試験までの時間もなかったので、1度だけ、問題に解答し、
答え合わせする、というやり方で進めました。
この本を選んだ理由は、軽くて持ち運べること、
価格が安いこと(1400円+税金)、問題数が多くなく少なくなく
適度であったので、途中で放り投げることもないだろうと
考えたからでした。
この問題集のマネジメント分野については、ほぼ満点でした。
午前の試験は、過去問から、ある程度出ることは
経験上知っていましたから、まんべんなく行うという考え方で
読破しました。(エンベデッド関係の問題は対象外としています)
問題集をやり終えて、自己採点では、60点くらいです。
60点は取らないと足切りされますから、ここは不安要素でした。
午後の試験対策ですが、短答式対策と論文対策用に
問題集は買ったものの、読んでもいません。
論文問題などは、腰を落ち着けて、取り組まないといけないのですが
何かと時間がなくて、何もできませんでした。
ただ、ITストラテジストの定義を、試験要項を何度も読み返して
頭に入れておきました。
ITストラテジストとしての回答が要求されるからです。
論文対策として、アナリストの過去問を2~3年見ました。
戦略として、言えるものは、何か、自分が実施したもので
経営戦略とマッチングしているものは何だったかを
考えました。
私は12年間ほど銀行員だったのですが、その時代の
LAN・WAN構築の経験は、何か書けそうな気がしていました。
あとは、プロジェクトマネージャとして活躍した時の
新人教育とか、顧客との納期と機能実現をめぐる攻防戦、
あとは、総務本部長として経営改革をした時の経験=ただし、
これは、ITはほとんど関与していなかったので無理かな、
と思っていました=、その4つくらいの中で、何か書こうとは
思っていました。
システム監査技術者試験を受けた時は、論文を事前に3本書いて
そのうち1本は、先生にチェックしてもらったのですが、
今回は事前作成なし、でした。
全体的に準備不足のまま、試験日を迎えてしまいました。
テスト会場が遠かったらサボっていたところですが、
今回は、歩いてもいけるところでしたので、
とりあえず、受験することにしました。
試験会場では、知り合いが1人いました。
試験を落ちるとカッコ悪いので、その人に見つからないよう
その人の横を通らないようしていましたが、
その人が振り返って、見つけられてしまいましたww。
午前中の試験は、先ほど紹介した、試験問題集から
何問か出ていて、助かりました。
時間も短かったですが、一応全問回答できました。
午後の短答式のテストは、答えが問題文に書いてあって
こんな問題でいいのかな、なんて思いながら、回答しました。
1問は、銀行の営業マンのマネジメントシステムが問題になっていて、
それを見たときは、シメタって思いました。
最後に論文ですが、
3つの問題から1つを選んで書かねばなりません。
問題を選ぶことも、試験が受かるかどうかを決めてしまいます。
まず、全部の問題の「問」の部分だけ読みます。問題の本文は
長いので、読んでると間に合わないのです。
で、書けそうなものを1つ選んで、私は、銀行員時代のLAN構築の
苦労話を書きました。
論文は2800字書かなくてはならないとされていました。
時間を計算すると、考える時間はほとんどありません。
一度、2時間で3000字の論文を書いてみてください。
どんなに必死にならないと書けないか、わかると思います。
論文はきれい事だけでは通りません。失敗したことも
書くし、ちょっとは、細かなリアルな話を織り交ぜないと
自分の体験だとみなしてもらえません。
最後に、私は、問いにはない、
全体に対する「自己評価」を記述しました。
結果としてどうだったのかというのは、
管理者として必要な視点だと思っています。
PDCAを回さないといけないので、CHECKは必須なのです。
論文は最後の800字を30分で書き上げました。
間に合いそうもないと思いましたが
最後まであきらめずにやる、
それが私の信条です。
試験が終わってから、
前に座っていた、知り合いと
ビールで残念会をしました。
午前中の不出来を反省していたのでした。
しかし、なぜか、合格することができました。
たぶん最後まであきらめず
論文を書ききった、鬼気迫る迫力が
試験官をうならせたのかもしれません。