私の当初の目的である
『腐女子、オタクの友達大作戦』
はゴールデンウィーク前にはすっかり無くなっていました。
それに、アニメ、漫画の話意外にも楽しい事が増えたので
つまらない高校生活ではありませんでした
そして、1年生の秋
初めての文化祭です。
洋裁科は3年になると文化祭でステージ発表があります。
私は3年生になって自分がやるのかと思うと、嫌で嫌でたまりませんが
3年になったら考えればいいや
と楽観的になっていました。
そして、文化祭がきっかけで
同じクラスの高田と仲良くなりました。
高田の見た目は、THE・ヤンキーで
たまに喋ったりしていましたが、中身が見えない子でした。
しかし、文化祭でたまたま私と高田が同じ時間の見回りにまわされて
ぼちぼち喋るうちに、とてもファンシーで女の子らしい子で
面白いと気付きました
ABCと仲良かった私は、3人と離れ
高田と行動を共にする様になりました。
Cは言いました。
「何で途中から仲良くなった高田と一緒に行くの!ひかるは私と仲良いじゃん、ひかるが高田と一緒になると私ひとりになるじゃん!」
私は思いました。
「おめーの彼氏か、私は。」
しかし腹黒い私は、
「ごめんね、考えてなくて、以後気を付けます。」
と言いつつ、上手い具合にCと離れました。
私は世渡り上手なのです。
高田にも褒められます。
「あんたみたいに強かにはなれないわ、あんた鬼だわ」
と。
女の子なら解ると思いますが、
女の子と言うのはグループが何個かできます。
対立したり、けんか、悪口なんてしょっちゅうですが
世渡り上手な私は、誰にでも良い顔
誰にでも話かけました。
しかし、高田と2人で行動はしていました。
その中に入ろうとする子はまずいません、なんせ高田は無愛想だからです。
なので、深く付き合うには高田とも仲良くならないといけないという
大きなハードルがあったため
私は逆に楽でした
『広く浅く、誰とでも仲良く、誰の悪口も言わない、でも聞いてあげる。』
悪口を聞くのは大好きでした。
クラスメイトが言います。
「あいつまじうざい、携帯ばっかいじって。しってる?中学の時あいつヤリマンコって呼ばれてたんだよー」
私は思います
「お前も似たようなもんだよ、カス」
私は言います
「えー!しらなかった!すごいねー…なんでそう呼ばれてたのー?」
興味ないけと、興味あるフリをします。
そして、きいた話を高田に言います。
高田は楽しそうに
私が話す聞いた悪口を聞いてくれます。
いつも高田に言われます
「ひかるが一番性格悪いね
」
褒められました。
ひかる(もちろん仮名)