生活と水の関係

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますね

ここのところ、京都は大雨の影響で、浸水被害や
土砂災害の出ている場所もあるようです。
被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。

 ここ最近の雨は、短時間に激しく降るのではなく

強い雨が長時間降り続いているという特徴があります。

日本の海上で高気圧が強く、低気圧や前線が

行く手をブロックされて停滞してしまい、

湿った空気が集約され流れ込み続けていることが原因のようです。

高気圧が強いことの原因の一つとして、日本のはるか南にある

フィリピン～インドネシア周辺の海面水温が

高くなっていることが挙げられます。

海は、地球の温暖化を和らげたり吸収する役割を担ってきましたが

熱を吸収することで、自身も温暖化しているのです。

この海域で海面水温が高いと、対流活動が通常よりも活発になり

これにより日本付近の上空を流れる偏西風や高気圧の勢力拡大を

助長することにつながるのだそうです。

これらの異常な気象や猛暑は「気象災害」ともよばれています。

しかし、気象災害はすぐに解決できることではなく長期的に続くので
私達ができる事は温暖化を和らげる日々の心がけと、
災害に対する注意と準備をしておくことが大切ですね。

さて、そんな こわい水害ですが

私達の健康にも最も関係するのもまた「水」だったりします。

特に真夏や残暑、暑さが厳しい中で水分を摂ることは

非常に大切であることは 皆さんご存知かと思います。

高齢になると、色々な感覚が鈍ってきたりしますが、

喉の渇きについても同様のことが挙げられます。

子供たちは汗をびっしょりかくとその分水をごくごく飲みますが

高齢になると少々汗をかいても乾きに気づかなかったりします。

そういう場合にバロメーターとなるのが尿の色です。

色が濃いときは水分不足で、

透明に近いときは充分に足りていると判断できるようです。

尿の色が濃い＝腎臓で老廃物がきちんと濾過されていない

ことが多いので、体にも負担が掛かっているといえます

水分をたくさん摂って、たくさん出す

これで血液もサラサラにした上、老廃物も排泄できます。

一般に、一日およそ2.5Lの水分補給が必要といわれますが、

食事で1Lを摂っているとしたとき、

食事以外に1.5L程度を飲むこと が勧められます。

朝おきたらコップ一杯の水で就寝中に失った水分を補給、

入浴前や就寝前にも、喉の渇きを感じる前に飲むつもりで

飲むことを習慣づけると良いかもしれませんね。

勿論、冷やしたものや、糖分が多い清涼飲料はおすすめしません。

さらに、一日に必要は水分量は、基礎代謝量や加齢などで変わります。

無理をせずに自分のペースで水分補給を意識的に

行ってみてはいかがでしょうか。