変化に抵抗感があった | 朧月の散歩~双極性障害の人が語る~

朧月の散歩~双極性障害の人が語る~

双極性障害の朧月が思いついたことを綴ります。

何度目かわからない鬱がやってきた。
その時、家庭は崩壊しかけた。

子供はまだ小さかったし、夫は仕事で忙しかった。

家事育児は私の担当だった。
その私がつぶれたのだ。崩壊するのは自然の流れだった。

ピンチを救ってくれたのは、互いの両親だった。
2週間交代で家事(育児も)を手伝ってくれた。
ほぼ1年ほど手伝ってもらった。感謝しても感謝しきれない。

その日は鬱がひどくて、寝室に引きこもり布団でずっと横になっていた。
息をするのもだるくて、何でこんなにしんどい思いをしなければいけないのかと悔しく思っていた。

手伝いに来ていた母が、すっと寝室にきて、布団の横に座った。軽い会話を交わした後、母はこういった。

「あんたが変わらなきゃ・・・!」

私が変わらないと病気は良くならないと言った。

その言葉は私の逆鱗に触れた。

なんで、私が変わらなければならいのか!私は私であって、なんら変わる必要などない!

静かに怒りを爆発させた私だが、母に言い返すことはできず、何も言葉を発することなどせず、布団にもぐりこんだ。

私の何が悪くて病気が悪化したというのだろうか。私は、私には何の落ち度もなく、そういう病的な波で、今の鬱は引き起こされたと思っていた。
落ち度のない私が、なぜ「私」を変えなればならないのだろうか。

あの頃の私は「変わる」ということにとても抵抗感があった。

そのうちに鬱から回復し、フラットになったり、軽躁状態になったり、私の病気の波は今もなお続いている。

治療を重ねていくうち、私は「変わる」ということに対して、抵抗感がなくなってきたように思う。

例えば、昔なら、自分やると決めた家事は絶対に具合が悪くてもこなしていた。けれども最近では、調子悪いと頼むようになった。
これは一つの変化だ。

病気の性質上波があるのはしょうがないこと。そのため波にのるために変化は決して悪いことではない、と今は考えている。

でも、変化が悪いことではないと思っていても、自分で納得しないと変わりたくはない。
納得しないと、前に進めないのは、私のいいところであり、悪いところかもしれない。


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