前回の続きを少しだけ

小説のあらすじのみ 11説目 あなたの仕事は

 

 

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適性検査を受け自宅へ帰ってきたのでまずは『コンッコンッ』…就職先が決まって少し幸せな気分を壊すのは無粋な人がいるものね、その前に今日会う約束をしている人はいないはずだけど…、少し疑問に思いながらも扉を開ける。

「はじめまして、私、学囚院管理官の青木刈利(あおきがり)と申します。失礼ですが、佐川来夢さんでよろしかったでしょうか。」

目の前には細身でスーツ姿のオールバックを決めた男性が立っていた。いかにもお役所といった感じだ。

「はい、そうで「対象者と確認。ただちに確保し移送を開始します。」す!?」

答え終える前に意味不明なことを言ったと思いきや、何処にいたのかとても筋肉質な人が現れて私に大きな袋を被せて袋詰め状態にして担がれてしまった。そのまま車に乗せられたのだろうかどこかへ走りだした。

 

1時間ほどだろうか、目的地へ着いたのか移動している感じは無くなくなり

「痛っ、もう少し丁寧に出してよ」

突然袋から放り出されたため前のめりに倒れてしまった。

「ようこそぉ学囚院へ、来夢さん。」

何か語尾が気の抜ける声がしたので振り返ると今日適正検査結果を私に伝えた担当者が立っている。

「なんでお…でなく役所にいた人がここにいるの。というよりここどこですか。」

危うく大半の女性にとっての禁句を言ってしまうとところだったわ。

「今言ったとおりここは学囚院で、適正検査で特殊な適正が出た場合はここに入所してもらう規則になってですよねぇ」

規則って、じゃあ最初から書類なんて渡さないで欲しいわ。

「特殊な適正っていうのは何」

「特殊適正というのはぁ。一般的な社会では周囲の和を乱す可能性があるので矯正するか、特別な職場を提供することになっているんです。  今回来夢さんもその特殊適正と判断されたのでお連れしたんです。」

お連れするという言葉ってこんなに物騒だったとは知らなかった。あとて辞書に修正入れておかないと駄目ね。

「それで、私の適正って何なの」

「うっかり適正です」

「……もう一度言ってもらえますか」

「うっかり適正です」

どうやら聞き間違いではないらしい。

「職業適性とどんな関係があるのよ」

「この適性を持ったが職場にいると会社が倒産するか職場の人が病んでしまいます。なのでこの学囚院で矯正するまではここを卒業することはできないということになりますぅ」

言葉にならない、私が何をしたのだろうか。

 

〓疲れたからここまで〓