西住さん「でも、華さんのベビードール可愛い♪」
秋山さん「スタイルが良いから、余計に映(は)えますよね☆」
秋山さん「あ!」
自分の言った言葉に後悔して、秋山さんは西住さんを見た。
が、
西住さん「ふふっ♪」
秋山さん「えへへ♪」
完全に仲直りしたな。
沙織「べ、別に全然うらやましくなんかないんだからね!」
五十鈴さん「沙織さん、ツンデレになっています☆」
五十鈴さん「それに、沙織さんも良い伴侶(はんりょ)に巡り会えると思いますよ・・・」
沙織「はな・・・」
五十鈴さん「来世(らいせ)で♪」
沙織「ちょっとそれヒドくない?」
西住さん / 秋山さん「クスクス☆」
五十鈴さん、恐るべし・・・
沙織「マコ、早くわたし達も入ろうよ!」
沙織がそう言って、怒(おこ)りながら脱衣所に行った。
やれやれ・・・いつもことだが・・
完全に沙織のペースだな。
沙織「でも、来るたび思うんだけど・・・」
沙織「タイル張りの洗い場とか、ホントすごいよね?」
湯船に浸かりながら沙織が言った。
私の家のお風呂場は、昔のレトロなタイルが使われている。
私「わたしはこういう作りの方が落ち着く。」
私がそう言うと・・・
沙織「ん・・・。知ってる。」
そう言って、沙織は湯船から上がった。
沙織「マコ、髪洗うの手伝ってあげるよ♪」
沙織はそう言って、シャンプーのボトルを手に取った。
沙織「マコ、髪キレイなんだからもう少しケアしたら?」
頭を「わしわし」しながら沙織が言った。
私「気が向いたらな・・・」
沙織「低血圧もなんとかしなきゃね^☆」
そう言いながら、シャワーですすぎ出した。
お前は私の嫁か・・・と言いかけたが、「フリ」にしかならないので止(や)めておいた。
沙織「マコ・・・お婆(ばあ)には時どき電話してる?」
コンディショナーを洗い流しているときに沙織が聞いた。
私「あぁ。たまに・・・」
何故か、さっきしたとは言いたくなかった。
沙織「そっか。」
それきり、沙織はお婆のことは聞かなかった。