沙織「いやぁ~~~、パエリヤ作り過ぎちゃってさぁ♪」
そう言いながら、沙織は電子ジャーを抱(かか)えて見せた。
・・・・・。
私「ほぅ・・・お前は電子ジャーでパエリヤを作るのか?」
そう言った私に、
沙織「うん♪電子ジャーでもパエリアは作れるんだよ☆」
沙織「名づけて!パエリヤ電子ジャーバージョン♪」
私「・・・・・そのままだな。」
ん?
気がつくと、玄関に3人の影があった。
西住さん「こ、こんばんは・・・麻子さん。」
五十鈴さん「夜分にお邪魔します♪」
秋山さん「冷泉殿、こんばんはであります!」
みんなが玄関にいた。
私が黙って沙織を見ると、
沙織「えへ♪作り過ぎちゃったから、みんなも呼んじゃった☆」
リアルで「えへ♪」というヤツを初めて見た。
私は沙織を無視して玄関まで行った。
私「狭(せま)いけど上がってくれ・・・」
そう言う私に・・・
沙織「ちょっと、わたしの説明をスルーしないでよぉ!」
そう言って騒いでいた。
西住さん「お邪魔しまぁす♪」
五十鈴さん「お邪魔致します♪」
秋山さん「失礼します!」
そう言って、みんなが私のあとに付いて居間に入ってきた。
沙織「あれ?」
急に、沙織が私を見ながら声を上げた。
そして、
沙織「マコ、目・・・どうしたの?真っ赤だよ?」
沙織が不安そうな顔をして、私を覗き込んだ。
あ・・・しまった。
沙織「ねぇ!マコ!どうしたの?!」
沙織が更に私を問い詰めた。