僕たちは世界を変えることができない
僕たちは世界を変えることができない何年か前に公開された映画公開された当時、テレビで主演の向井理さんがインタビューに出ていたのをなんとなく見ていつか見たいなー、とも思わずただ、ただその番組を見ていただけだった今までだって特段この映画のこと覚えていた訳ではなく存在自体、記憶の奥底にあってなんで今更と聞かれれば「Amazonプライムでたまたま見つけたから」としか答えられないそれでも今、この映画を見つけて見ようと思ったのかこの手の映画は正直、当たり外れが大きい今回だって途中でどうせ寝落ちするだろうなくらいの気持ちで見始めただけど、見終わった今主人公とはベクトルの向きが違えどちょうど、今の自分と同じ気持ちにある気がしたわたしは今週、長崎に行っていたそして今月末には福島の南相馬市に行くことにしている長崎には核兵器禁止世界大会へ参加するために福島には福島第一原発の20km圏内を案内してもらうためにきっかけなんて大したことじゃないただ、なんとなく始めたんだと思うでも明確に知りたいと思った知って、自分に出来ることがないか見つけたいと思った傍から見れば、映画の中の主人公が郵便局でたまたま見かけたカンボジアに小学校を建てるチラシがきっかけで活動を開始したなんてご都合主義に思う人もいるかもしれないそれでもこの映画は実際にこれをやってのけた人の本を元にしているたぶん、主人公のモデルになった人もきっかけは明確に言葉で説明出来ないんだと思う言葉に出来ないけれどいてもたってもいられなくなる知り始めたら見ないふりができなくなる丁度それは、今のわたしと近いものがあった烏滸がましいのかもしれないけれど映画の途中で、計画が立ち行かなくなって仲間の中で意見が割るシーンがあるその中のひとりが言った「なんでカンボジアなのか」日本だって自分の国の中で精一杯だそう、わたしはイギリスに行って日本のことをちゃんと知ろう見よう聞こうと思ったその結果が長崎と福島だった主人公はカンボジアだった全員が、自分の国のこと考えられればいいのかもしれないかといって他の発展途上国を先進国は支援しなくていいのかそれは、うまく言えないけれどひとりひとりがそれぞれ考えてそれぞれの方法を見つけたそれが、国内なのか国外なのかというだけなのだと思う国外のことより国内のことだろと思う人はいると思うでもあれもこれもははっきり言って無理だその人がその事に興味を持ったそして他人事に思えなくなったただそれだけなんだと思うひとりひとりの力なんて微力で非力で言ってしまえば力があるのかさえ定かではないそれでも知ってしまえば関わらずにはいられない動かずにはいられないそういう気持ちが進む向きを変えて流れを変えて未来を変えて世界を変えるのかもしれない変わらないのかもしれないけれど、知らなければなにも思うことはできない知って考えるこれは民主主義の基本だと思う世界を変えることは出来ないけれど多くの人が現状を知るきっかけになればいいその気持ちはとても通じるものがあった僕たちは世界を変えることができないだけど、誰かを笑顔にすることは難しくはないのかもしれない――――――――――――――――――――――――URL僕たちは世界を変えることができない