応援団の練習がない日
ミサが起きるのはいつも昼過ぎだった。
まだまだ時間まで6時間もあるのに
着ていく服を選んだり、化粧をしたり・・・。
約束の時間が着々と近づいてくるにつれ、
ミサはドキドキ・ワクワクして仕方なかった。
約束の時間まで、あと1時間。
いつもよりもオシャレに決めたミサはバスに乗って街へ向かった。
メ 『ミサ~!おはよう!!』
ミ 『あっ!おはよう!・・・ってもう夕方じゃんww』
メ 『そかwwなんか今日のミサ、いつもと違くない?』
ミ 『メイだってww』
そんな他愛のない会話をしていると、メイの携帯が鳴った。
どうやら彼が来たようだ。
少し離れた所からメイを見つめていたミサは、
2人の若い男がメイに近付いているのがわかった。
『あっ・・・あの人たちかな?』
そう思った瞬間、メイは振り向きミサに手招きをする。
ミ 『あ・・・こんにちわ。はじめまして。』
男 『この子がメイの友達?かわい~じゃん!さ!!行こうか!!』
出逢ってそうそう、自己紹介もままならぬまま
目的地へと歩き出す男の人たちに、メイは満面の笑みでついて歩いた。
メ 『ミサ!早くおいで!』
ミ 『あ・・・う・・・うん』
ミサは人見知りをするタイプではないが
このときばかりは、メイが別人に見えて違和感があり
瞬時に打ち解けることができずにいた。


