タケルの腕の中で目が覚めたミサの顔は
お酒と涙で少しむくんでいた。
『おはよう。起きた?大丈夫?ミサ・・・昨日はごめんな。』
タケルが心配そうにミサの顔を覗き込む。
ミサはふと昨日の出来事を思い出して急に恥ずかしくなり
タケルの腕の中から出た。
『だ・・・だいじょうぶ。』
耳元まで真っ赤になっている顔。
タケルはそんなミサが愛しくて愛しくて、そっと抱きしめた。
『俺の気持ちはウソじゃないから。俺、ミサが好きだから。』
そういうと少しだけ力強く抱きしめ、キスをした。
それからしばらくして、人の話し声が聞こえてきた。
メイだ。
さっと離れる2人。
『おはよ~!今から先輩が家まで送ってってくれるって!!
さっ!!準備して!!玄関で待ってるから!!』
メイはミサの顔を見るなり笑顔で用件だけを伝え部屋に戻って行った。
一瞬の出来事だったが、首筋にはキスマークがたくさんあった。
メイは先輩と。。。
ミサはいろんな想像にドキドキしながら身なりを整えると、
玄関に向かった。

