下書きで…。 | めめおの乳ガン日記☆まいにち楽しいことイッパイ。

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めめおの一日一笑のつれづれ日記です。

 
***3月7日に更新できなかった記事でゴザイマス。下書きのままとなっておりました。***
 
 
 
そぼ降る雨の中の、予約外な診察依頼。
 
 
前回のパクリタキセル+アバスチン点滴後、抜け切らぬ体調不良。
 
点滴後、ソッコーでやって来る一通りの副作用。吐き気。発熱。腹下し。
こりゃいつものコトで、特段、特筆すべき点はなかったんだよな。
 
 
だがしかぁぁぁぁぁし…
 
 
一通りが過ぎ去った後、待ち構えておった倦怠感に疲労感。
加えて息切れ、息苦しさ。
腹周りも張ってきた……ような気も……
 
 
腹水か…
フタタビの腹水…
 
 
もはやコレまでか…
息苦しさに加えての腹水…
パクリタキセル+アバスチン点滴にても抑え切れんほど、状態悪いのか…
 
 
後はナイな…
いよいょ、その時が来たのか…
 
 
「…もぅ、これ以上の治療はできないな」
そんな撤収命令が、我が主治医たる落ち武者から告げられるのやもしれん。
 
そうしたら、
その時には、
 
主治医の胸に顔を埋め、泣いてやる。
この身の不幸を嘆き、泣いてやるぜ。
 
ヨイ希望的観測が何ひとつできずに来た診察
 
 
予約外というコトもあり、受付にて問診票を記入。
「息切れ。息苦しさ。咳もでます。苦しいです。」
有り体に分かりやすく、状況を記入メモ
 
 
予約外なため、数時間の待ち時間を告げられ、ヨタヨタとしながら待合室の長椅子にへたり込む。
 
腰掛けるとすぐ、お呼びがかかった。
「…主治医から胸のレントゲンを撮って下さいと…」
 
撮影を終え待合室に戻ると、直ぐさまお呼びがかかった。
受付からレントゲン撮影、からのフタタビのお声掛かり。
その間、30分強…
 
 
息切れしつつ、主治医の待つ診察室へ
 
 
 
「…せ、せ…、せんせ……」
 
声を出したいのだが、息が切れて声が出ん。
 
 
「…せ……」
 
 
 
主治医:これじゃ苦しいな。
 
 
めめお:げほ。ごほ。ごほ。げっほ。
 
 
主治医:肺が映ってないんだよね。
 
 
めめお:ごほ?げっほ。げほ。ごほ。
 
 
主治医:胸に…
 
 
めめお:…ごほげほごほ。
 
主治医:胸に水が貯まってて、肺を潰しちゃってるんだよ。これじゃ、苦しいよ。
 
 
 
外来患者で混み合う待合室。
待ってる患者さんの中で、胸に水が貯まってる人って、何人いるんだろなぁ…
息苦しさの中で、そんなコトを考えてみた。
 
 
主治医:…入院できる?今日。すぐ。
 
 
めめお:き?ごほ。す?げほ。いやごほ…
 
 
主治医:そうだよなぁ。お父さん、心配だろうし。
 
 
ん。体調不良の原因、胸に水が貯まったコトで、肺が潰されていたかららしい。
 
レントゲンに映し出されためめおの胸腹部。
確かに、肺が映ってなかったんだよね。
真っ白になっちゃっててさ。
ナイのか…
そう思っちゃうくらい、肺の部分、真っ白……
 
 
「…すぐに抜くから。処置室で待ってて。すぐに抜くから。」
 
 
促され、処置室へ。
 
えぇ。
主治医落ち武者手ずから、めめおの胸に貯まった水を抜いて頂きました。その量1㍑…
 
肋骨の間に管を射し入れ、小1時間かけての抜去。
 
外来こなしつつ、その合間を縫ってめめおのおる処置室に足を運んでからの胸水対処…
 
スゴイやね。
抜かれるたびに、どんどん楽になるんだもん。
 
あまり急に抜いてしまうと、気胸てのになってしまうらしい。
ソレに注意しつつな処置。
 
1㍑の胸水を抜いた後、再びレントゲンにて気胸になってないかを確認。
 
ん。大丈夫。
 
気胸にはなっておらん。気胸にはなっておらんのだが…
 
 
「でもね、せんせ…」
腹周りも膨らんでる様な気が…、いや、腹水までも貯まっ…
「腹周りも、なんだか立派に…」
 
 
言うてる側から、スッと手を伸ばして腹を叩く主治医落ち武者。
 
 
めめお:…コレ、腹水ぢゃ…
 
 
落ち武者:ん…
 
 
めめお:もぅ、パンパンで…
 
 
落ち武者:…
 
 
めめお:アチコチに水が貯まっ…
 
 
落ち武者:腹筋、鍛えようか。
 
 
………
 
 
腹水はコントロールできておるらしい。
できてないのは、
ウエイト…らしい。
 
食っちゃ寝、しとるもんなぁ…
立派に、三段バラってるらしい
 
塞翁が馬だな。まさに。
とりあえず負担が少ない量の胸水を抜去し、帰宅。
……入院かぁ…
 
***ここまで、更新できなかった3月7日の備忘録、と***