余震の中、身動きが取れない状態で手術当夜を送っためめお……
このヤロー
やい!余震!!
めめおが、ションベン管&人差し指点滴&腹及び太ももグルグルグルグル巻きで動けないのに付け込みやがって
この状態から脱却した折には、絶対に仕返ししてやるからな……覚えておけよ

…などと、訳の分からないイライラとしたキモチのまま、朝を迎えてしまった………
手術翌朝。
コンコン。コンコンコン。「おはよーっ。起きてる?」
形成外科の医師達が回診に来てくださった。形成外科部長に、男前女医さん、もう一人の女医さんに別の女医さん。そして、絵に書いたような男性医師



。
大人数ね。
ありがとうございます。
めめお:はぁーい。起きてますよぉ。おはようございます。
ガバッ。
おもむろに布団を剥がれるめめお……
形成外科部長:じゃあ、テープ剥がしますね。
めめお:はぁーい。お願い………
ビリッビリッ。ビリビリ。
これが痛いの何の……
右足左足そしてお腹に貼られたテープが、`剥がされる´というよりは`むしり取られて´いく。
ビリビリ。ビリッ。ビリッ。
ひいっ
そ、そ、そこは………いやん
太ももに貼られていたテープの一部が、どうやら めめおの下の毛にも貼りついていたらしい。
いや、一部じゃなくて、かなりガッツリと貼られいたらしい。
それを 手加減なくむしり取られちゃったもんだから、痛いの何のってさ、話の他よ………
マエバリ……ね。
絶対に下の毛、かなり脱毛されてるわね。
あまりの痛さに、直訴してみた。
めめお:………あの。あの…せんせ。あの、痛いです……。毛。毛。毛。毛が痛いです……。
医師達:……痛いよね。
おいおい
。
気づいてたんかぃ。
めめお:痛いでっす。
医師:切りますかね。
おいおい
。
最初から切ってちょうだいよ…
入院前夜。
散々悩んでいた下の毛の処理。
剃りあげて、ツルツルで行くべきか。
それほど、やる気を出さずに流れに任せるべきか…。
もしもこれから先、脂肪幹細胞移植手術を控えられている方がいらっしゃいましたら、めめお、ここに御推薦申し上げます。
『ツルツルにしちゃった方がいいですよ
』
剃りあげずに手術に挑んだめめお。
余計な痛い思いしちゃいました……
ん?
あら?
これって、下ネタ?