一方的な思い?






エッチの後の余韻なんて無く…

真行寺重い!

離れろ!!

甘い言葉の代わりに響く、新さんの冷たい言葉。

まだまだ、一緒に居たいのに。

起きろったら!!

グーで殴られた。

久しぶりのエッチなのに…

まだ一緒に居たい。

お預けくらった分、まだまだ足りない。

もっと新さんと一緒に居たい。

新さんとエッチしたい。

ダメなのかな?

エッチしたいのは健全な男子の証拠。

美味しそうな餌を前にもう我慢デキナイ。

食べたい。

そう、思うのは普通だよね。

新さんの腕を掴み離さず見つめ…

「もっと一緒に居たい。ダメッスカ?」

思い切って言ってみたら…

また、グーで殴られた。

「調子にのるなよ!真行寺!!」

やっぱり、ダメだったか。

がっかりしてると…新さんが

「毎回朝帰りとはいかないだろ。早くお前も戻った方がいい。」

シャツを羽織り出ていく支度をする新さん。

「新さん…好きです。」

好きなんです。あなたの事が…

メチャクチャ好きなんです。

愛しくて愛しくたまらない。

まだまだ抱き足りない。

新さんを見つめていると…

「仕方ないな…」

シャツのボタンを閉めるのを止め俺の腕の中に戻ってきてくれた。

「特別だぞ!わかったか!」

愛しい愛しい新さん。

ありがとう。

ぎゅっと抱きしめ額にkissをする。