3月11日 金曜日

大地震発生時私は職場にいました。

入浴介助の真っ最中。
急にドンとなったかと思うと次に来たのは強く激しい揺れでした。
必死に揺れで倒れそうになる利用者を力ある限り押さえ、
揺れがおさまるのを待ちました。施設内の電気は一気に落ち非常灯が灯る。
非常灯も長時間持たず一時間後には施設内暗くなる。
暗い中必死に余震に怯える利用者に声を掛けました。
自分は足がぶるぶる震え地に足がついていない状態でした。
次第に室内を見渡せる状況になり散乱した室内をみて余りの酷さに驚きました。
退勤し自宅に急ぎましたが信号機が止まりなかなか進めない。
やっとの思いでうちについたけど、室内みて余りの酷さに言葉が出ませんでした。
食器棚から皿が全て飛び出し床が割れた食器だらけ。
窓は外れ割れていました。
うちの中には雪が入り込み信じられない参上です。
幸い子供達は義両親宅に預けていて難を逃れていました。
私は必死に室内を片付け子供達を迎えに行き震えながら旦那の帰りを待ちました。
せめてもの救いは反射板ストーブがあって暖は取れたことです。
余震に震える一晩が辛かったです。