昨日、娘が、お米の釜を洗う時にしていた行動を見て、びっくりした。

水を溜めて、じっと待っている。

やばい、私はこれまで娘に食器洗いを教えていなかったことに気づいた。

そんなものは家庭科の調理実習でやっているだろうと高を括っていた。

 

私は兄弟の中で、一人、女の子だったので、強制的に母に、ほとんどの家事を手伝いというか、やらされていた。

それが、ものすごく嫌だった記憶が、ずっと心にこびりついている。

だから、娘には時々、手伝ってくれないかと頼むが、めんどくさいから嫌だと言われれば、そうだよね、と思い、無理にさせないまま、中学生まで育ててしまった。

そして、私は娘が小学校高学年になった時に、うつ病を発症してしまったので料理担当は夫になってしまい(週末だけ)、娘に料理を教えたのは、夫になってしまったのである。

 

ある日、野菜を切っている娘を見たら、なんだ、その切り方は!!と驚くような切り方をしていたのだ。

ありえない。

教えたのは、夫だ。

夫は、ポンコツだから、野菜の切り方、果物の切り方も基本ができていないのだ。

それを覚えてしまった娘を、また一から、基本のやり方を教えてあげなければいけない。

…私は途方に暮れた無気力

 

…今からでも遅くはないだろう。

夫も娘も頑固で、自分のやり方が間違ってると指摘されたところで変えるような人たちではない。

夫には何度も基本が間違ってんだよ!と強く言い続けたが、直す気はなさそうだから、もう諦めた。

奴は家庭科で何を習ったんだろう。

 

娘は、まだ若いし、のびしろがある。

それに、一人暮らしをした時、結婚をした時に困らないぐらいには、家事の基本を教えてあげたいと思った。

 

私の、娘には過去の自分と同じ辛い思いをしてほしくないという想いが、娘が家事の基本ができない子に育ててしまった。

ほんとうに、子育てって難しい。

お手伝いをしないわがままな子に育ててしまったとも思う。

うちの娘は、やりたいことしかしない。

勉強は将来のためにやった方がいいと何度も諭しながら、毎日、嫌々言いながらもやってるから、まだましかな。

 

子育ては加減、柔軟性、いろいろとわからなすぎる。

その子の、持って生まれた気質もあるだろう。

が、親の関わり方でも、だいぶ性格や体力、気質など違ってくると思う。

 

私が怠け者なのがいけないのかとか悩むね。

娘が学校に行ってる間に、いろいろ済ましてるんだよ、と思うけど、実際、目に見えてる親の姿勢を見て育ってるから怠惰でもやっていけると思われるんだろうな。

こっちも、ずっと戦闘態勢ではいられないよ。

ゆっくりできる時は、ゆっくりしたいよ。

 

親と子の溝を埋めるのは難しいね。

子が独り立ちして、やっと親がやってくれてたことがわかるんだろうね。

それでも、私はまだ親が憎いから、大人になりきれてないんだろうな魂が抜ける